直感的な3Dマップ制作が可能 RPG制作ツール『GAME DESIGNER WORLD』提供開始
フリーゲーム投稿・配信サービス「PLiCy」を運営する浮田建設株式会社は、同サービス内にて2017年6月2日より、3DマップRPG制作ツール『GAME DESIGNER WORLD』の提供を開始した。
「PLiCy」は個人で製作したゲームの投稿・配信サービス。全ての投稿作品はWebブラウザ/Android/iOSなどマルチプラットフォームでプレイ可能となっている。
また、「Unity」、「RPGツクール」シリーズや「WOLF RPGエディター」、「ティラノスクリプト」をはじめとしたゲーム制作ツールによる投稿や、HTMLゲームの直接投稿にも対応。
今回サービスが開始された『GameDesignerWorld』は、「ボリューム (volume)」と「ピクセル(pixel)」を合わせた造語である「ボクセル」型の3Dマップを作成できるRPGツールとなっている。本ツールは、スマートフォンやPCを使用しブラウザ上で作成することが可能である。
直感的に3Dマップを作成可能な「マップエディター」
PC操作の場合、キーボードの「Z」を押しっぱなしにすることで連続してマップを描画することができ、見下ろし型の視点にも切替えられるので直感的な3Dマップ作成が可能。
自動で3Dマップを生成する「ランダム地形生成」
ランダム地形生成を利用することで、雪や砂漠、オアシス、ダンジョンなどテーマに合った地形が自動で生成される。生成されたマップをベースに手書きで調整することも可能。
フィールド上で直接敵ユニットと戦う「シームレスエンカウントバトル」
フィールド上の敵ユニットと触れることでシームレスに戦闘へと進行。接近した敵ユニット同士でリアルタイムに敵グループを形成するシステムとなっている。
プレビュー付き「ウィンドウ編集機能」
本ツールでは、ウィンドウの直接編集モードが搭載。プレビューを見ながら、各ウィンドウをマウスドラッグ、文字などは直接入力で調整が可能。また、スマートフォン用メニュー個別に編集が可能となっている。
初心者から上級者まで幅広く使える「作成モード設定」
『GameDesignerWorld』には3つの作成モードが搭載。簡単に3Dでマップを制作できる「初心者向けモード」、イベントコマンドやバトルモードを実装した本格的なRPGを作成できる「中級者向けモード」、パーティクル機能やスキン変更機能が備わった「ADV、探索ゲーム向けモード」から自分の用途にあったモードを選択することが可能。
また、上記の全てのモード+拡張機能が増えた「エキスパートモード」も存在する。
なお本作は作成ゲームのEXE出力機能にも対応しており、「PLiCy」サイト外での作品公開・頒布が可能となっている。
(参考)
公式サイト