2014年 もぐらゲームスのゲームレビュー記事人気ランキングを発表!

インディーゲーム,フリーゲーム

今年も残すところあと1日を切った。年末、皆様はどう過ごしているだろうか?
もぐらゲームスは2014年3月20日に開設されて以来、180以上の記事をリリースしてきた。
今回は、2014年にアクセスの集まった個別ゲームタイトルのレビューを、アクセスの多かった順に紹介していきたい。

※各画像からも該当する記事に飛べます。

恐怖の森で迫り来る異形。『Death Forest』注目の3Dフリーホラーゲーム

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ダントツでアクセスの多かったのがこちらの『Death Forest』。敢えて「あの顔」は載せない。なぜなら「あの顔」のインパクトがありすぎて精神衛生上悪いとの声がレビュー記事公開当時から絶えなかったからである。どこかでバズってアクセスを伸ばすと言うよりは、むしろ長期間にわたってじわじわとアクセスを伸ばし続けたロングセラータイトル。特に夏場は、ホラーゲームの季節ということもあり、非常に読まれた記事の一つとなった。なお、『恐怖の森』は2014年12月に映画化を果たしている。それに際し、小説化・映画化などがなされたフリーゲームを以下の記事にまとめている。(レビュー記事は7月28日公開)

あの『恐怖の森』が実写映画化!小説化・映画化したフリーホラーゲームを一挙紹介してみた


レベル1の勇者がハーレムなメンバーと一緒に戦う『Hero and Daughter』をプレイしてハクスラについて考える

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『Hero and Daughter』、略称HaD。レベル1に戻されてしまった最弱勇者が、性格も能力も様々な美少女を召喚し、好みの美少女とパーティを組み、戦いに参加させるというシステムのRPG。本レビュー記事では、「ハックアンドスラッシュ」と呼ばれるタイプのゲームに言及しながらのレビューとなり、注目度が高かった。(レビュー記事は8月16日公開)


中毒者続出。ローグライクRPGとリズムゲーを組み合わせた異端児『ネクロダンサー』が神ゲーな理由

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こちらはインディゲーム。ローグライクをリズムに乗ってプレイしなければならないという、結構難易度の高い縛りながら、そのオシャレな音楽やまさかの組み合わせが生み出すゲームシステムの完成度の高さから人気を集めた。実況動画もかなりの再生数を誇っており、知る人ぞ知るいまだ開発中の神ゲー。はてなブックマーク数は100を超え、かなりのアクセス数を誇った。(レビュー記事は11月24公開)


取捨選択に悩み続けるRPG。フリーゲーム『ロードライト・フェイス』

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第6回WOLF RPGエディターコンテストで総合部門第3位(総合3位/熱中度部門1位/遊びやすさ部門1位)に入賞した、ノンフィールドRPG作品『ロードライト・フェイス』。そのゲームシステムは非常に戦略性が高く、熱中度部門1位も頷けるほどシンプルで奥の深い作品となっている。レビュー記事も180ブックマークを超えてきており、システム面での注目度の高さが伺える。(レビュー記事は10月5日公開)


60秒後に殺しに行くね。謎解きフリーホラーゲーム『リフジン』

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謎解きを60秒でしないと追いかけてくる少女に殺されてしまうというコンセプトの『リフジン』。何が「理不尽」なのかは、ストーリーを見て確かめてほしい。こちらも、「60秒後に殺しに行くね」というコンセプトそのもののシンプルなタイトルが注目を浴びたのか、Twitterなどではかなりシェアされていた作品であった。(レビュー記事は7月19日公開)


人気ADV『Alice mare』の制作者が贈る新作フリーゲーム 『LiEat-嘘喰いドラゴンと朱色の吸血鬼-』

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『LiEat』は、フリーゲームとしてはかなり斬新な試みといえる短期間の連載形式での短編フリーゲームRPGとなった。こちらの記事では、「嘘を食べる」というシステム・世界観の奇抜さを取り上げており、前作『Alice mare』の知名度も非常に高かったことも追い風となり、リリース直後から人気度が上昇していった。公開3日後というスピードで有志による翻訳版が出されており、海外からも注目された作品と言ってもよいかもしれない。(レビュー記事は5月2日公開)


『幻想乙女のおかしな隠れ家』注目のフリーゲーム

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『クロエのレクイエム』などの人気フリーゲームの制作サークル、ブリキの時計の新作がこちらの『幻想乙女のおかしな隠れ家』。ヘンゼルとグレーテルを思わせるような男の子と女の子が、お菓子の隠れ家に迷い込む。しかし、そこは……。二重の意味を持つ「おかしな隠れ家」というタイトルにふさわしいストーリーの斬新さも面白い作品で、レビューの人気も頷ける作品だ。ちなみに『幻想乙女のおかしな隠れ家』にまつわるブリキの時計の制作秘話については、別途インタビューを行っているので是非チェックしてみて頂きたい。(レビュー記事は8月12日公開)

成長するフリゲ作者『クロエのレクイエム』から『幻想乙女のおかしな隠れ家』へ。ブリキの時計インタビュー


宇宙船ローグライク『FTL』のゲームデザインは何故こんなにも美しいのか

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200ブックマークを超える人気記事となったのが宇宙船ローグライク『FTL』レビュー。宇宙船を舞台にしており、船体に穴が開く、火災が起こる、などの宇宙船ならではのイベントが起こり、それに対処するための様々な戦略が考えられる。ゲームデザインの独創性と完成度の高さに迫ったレビュー記事で、280以上のはてなブックマークは、もぐらゲームスの個別レビュー記事としては最多数クラスとなった。(レビュー記事は12月23日公開)


美しくも切ない兄と妹の悲劇。フリーホラーゲーム『PRICE』

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『第七号車』『偶弦』などの中→日翻訳を手掛けた悲しき魚氏による翻訳作品『PRICE』。貧しい兄妹を巡る美しく物悲しい世界観が特徴で、横スクロール型の探索ゲームというのも非常にユニークなポイントだ。もぐらゲームスではこの他、『第七号車』のレビューや、翻訳者である悲しき魚氏へのインタビューも行っている。(レビュー記事は7月21日公開)

フリーゲーム『第七号車』。列車で出会った少女の物語、心を癒やす旅路。

中国のフリゲを日本に紹介したい。翻訳者悲しき魚さんが語る中国のフリゲ事情


死後の世界で、未練を果たせ。『マージカルマン イトア』をプレイしてみた

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主人公の「硲 幸丞(はざま こうすけ)」は突然謎の化け物に襲われて死んでしまう。女死神を名乗る女性に助けられるものの、幸丞は既に死んでしまった人間「境界人」=「マージカルマン」だと告げられるのだった。与えられた「猶予」の中で生前に「やり残したこと」を思い出さなければあの化け物のようになってしまう。幸丞は自分の「やり残したこと」を探すうち、様々な未練を持った境界人に出会うことになる……というストーリーの『マージカルマン イトア(Margikarman ItoA)』。切なくて泣けるストーリーが評判となり、先日結果発表されたフリーゲームの人気投票「フリゲ2014」では見事4位を獲得している。(レビュー記事は11月29日公開)


『マヨヒガ』『オシチヤ』『デンシャ』…サークル小麦畑の名作を振り返りながら最新作フリーゲーム『ダンス・マカブル』をレビュー&攻略

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『デンシャ』『マヨヒガ』『オチシヤ』『冠を持つ神の手』…などなど、数々の名作フリーゲームを生み出してきた小麦畑の新作『ダンス・マカブル』。少女「アルエット」と、同じ村に住む幼なじみの少年「ラザール」が、気が付くと見も知らぬ大聖堂に迷い込んでいたところから始まる。本作ではイラストなどが過去作と比べてもさらにリッチになっている。また、謎解きのユニークさも健在。レビュー記事内では、サークル小麦畑の歴史を追いつつ、『ダンス・マカブル』の紹介もしつつ、さらに攻略のヒントも載せていくという充実した記事となっている。(レビュー記事は10月13日公開)


波をかわして曲を紡ぐ!スマホゲーム「Wave Weaver」にハマった

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こちらはスマホゲームから、『Wave Weaver』。もぐらゲームス初期のレビュー記事だ。BGMに乗りながら色を切り替え、成功するたびにテンポよく登場する効果音・エフェクトが非常に心地良い。難易度は結構高めではあるが、熱中しやすい作品に仕上がっている。動画を見て満足するのではなく、これは自分でやってみた方がいい!と思うゲームである。(レビュー記事は3月23日公開)

ここまで、2014年に人気の高かった個別レビュー記事を紹介してきた。もぐらゲームスは、2015年も引き続き、読者の皆様のゲーム探しに役に立ち、しかも読み応えのあるゲームレビュー記事を公開していくつもりだ。2014年は読者の皆様の応援に大変励まされ、どうにか更新を続けることができた。ぜひ2015年も、もぐらゲームスのレビュー記事を楽しんで頂けるよう、メンバー一同頑張って行きたい。

  • Noah(@powerofgamesorg

    通称のあP。「もぐらゲームス」エグゼクティブプロデューサー&共同編集長。ゲームをする人。「ゲームのちからで世界を変えよう会議」の中の人。経営戦略(ゲーム産業)と金融が一応専門分野。 MMORPG「リネージュ」の元プレイヤー(8年ぐらい、10,000時間ほどプレイ)。長らく一つのゲームをやりこむ派でしたが、最近は雑食気味にいろんなゲームをプレイしています。思い出に残っているゲームはリネージュ、ティアリングサーガ、勇者のくせになまいきだ。or2など