『Pixel Princess Blitz』約1200万円の支援金額でKickstarter完遂 可愛らしいドット絵のローグライク・アクションRPG

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2月9日、韓国及び日本人によるインディーゲーム作品『Pixel Princess Blitz』のkickstarterプロジェクトが完了された。支援金額の総額は約1200万円(102,418ユーロ)という結果となっており、元々設定されていた目標金額は77,700ユーロ(約950万円)。

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『Pixel Princess Blitz』kickstarterページ
 
『Pixel Princess Blitz』は、ハックアンドスラッシュとボードゲームの要素を合わせたゲーム。フィールドで発生するランダムイベントなどでボードゲームの特徴が出ている。また本作はローグライクでありながらストーリーも充実しているようで、メインは主人公の少女クルナが滅亡寸前の王国を救う旅であるが、他のキャラクター達とのロマンスが用意されているとのこと。

タイトルに「Pixel」とある通り、可愛らしいドット絵が特徴的な本作。ドット絵を手がけるのは3人の日本人ピクセルアーティストとなっている(メインキャラクター:シロス氏、敵&NPC:鮫妻丈二氏、敵アニメーション:E79氏)。また本作はSteam Greenlightのページも日本語化されており、ゲームも日本語で楽しめる可能性があることを推測できる。Steam Greenlightのページではゲームの内容をマンガ形式で説明している。

公式サイト:http://pixelprincessblitz.com/

本作の対象プラットフォームはWindows、Mac、Linuxを予定。完成に向けて、今後の展開が楽しみな作品だ。

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  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。