150点以上のイラストで彩られる童話調短編ノベル『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』リリース ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はノベルゲームの新作リリースなど5本です。
童話調短編ノベルゲーム『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』リリース
同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEは20日、童話調短編ノベルゲーム『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』をリリースした。SteamおよびDLsite.comにて配信されており、Steamでは27日まで10% OFFセールが実施されている。
同サークルのノベルゲーム『fault』に登場する童話をもとにしたというスピンオフ作品。孤児院で暮らす少女「マクナ」とその友達「セビア」が、「フェアリー・ベル」によって永久の幸せが約束された場所「エンレス・ランド」へと導かれることから物語が展開していく。プレイにあたり『fault』本編のキャラクターやあらすじの知識は不要となっており、本編のネタバレも含まれないため本作からプレイ可能。公称プレイ時間は約1時間半。
イラストは『fault』のイラストレーターである小夏はれ氏が手がけており、立ち絵を使わずストーリーに合わせた150点以上の描き下ろしイラストで構成される。3Dカメラやアニメーションを利用した演出も特徴。オリジナルのBGMも魅力で、サークルのBOOTHでのダウンロード販売およびSteamのDLCとしてサウンドトラックも配信されている。
8bit風RTS『TinyWar high-speed』Steam配信開始
個人サークルるてんのお部屋は22日、8bit風RTS『TinyWar high-speed』のSteam配信を開始した。
建物を配置することで軍隊を生成したり敵の迎撃を行い、街を占拠してステージクリアを目指す作品。ファミコンで使用可能な色だけで描かれた8bit風ドットグラフィックや、マップの自動生成、9段階のスピードアップにより1ステージ5~10分ほどでクリアできる点などが特徴となっている。
初出はコミックマーケット93(初出時のタイトルは『TinyWar』)で、DLsite.com等でもダウンロード販売が行われている。これらについてもSteam版相当のバージョンへのアップデートが行われた。
音楽格闘ゲーム『PHRASEFIGHT』リリース日決定、体験版・動画公開
サークル超OKは23日、音楽格闘ゲーム『PHRASEFIGHT』を25日にリリースすることを発表した。コミックマーケット93で頒布されたダウンロードコードで完成版をダウンロード可能になるほか、DLsite.comでのダウンロード販売も開始される。
2人対戦およびCPUとの対戦に対応し、楽曲に合わせてボタンを押すことで攻撃し合うという、リズムゲームと対戦格闘ゲームが融合したような作品(関連記事)。リリース日の発表と併せて、体験版および「PHRASEFIGHTが2分半でわかる動画」「PHRASEFIGHT 開発者 VS 最強コンピューター」という2種類の動画も公開された。
また『PHRASEFIGHT』のリリースに合わせて、同サークル前作のRPG『ShrineStory オヤシロ物語』の価格が972円から540円へと改定された。なお、『ShrineStory オヤシロ物語』の主人公であるアキラとそのお供マヌは『PHRASEFIGHT』にも登場する。
アクションシューティングゲーム『エース・オブ・シーフード』Nintendo Switch版リリース
Nussoftは22日、アクションシューティングゲーム『エース・オブ・シーフード』のNintendo Switch版をリリースした。
オープンワールドの海洋を舞台に、射撃能力を持つ海産物達が戦う作品。PC版やスマートフォン版なども配信中。
「RPGツクールMV ツール GENE-SCENE BUILDER-」発売
株式会社KADOKAWAは21日、「RPGツクールMV」専用ツール「RPGツクールMV ツール GENE-SCENE BUILDER-」を発売した。
タイムラインによりイベントを制作できるツールでアニメーションに特化しており、制作したイベントはコピー&ペーストでRPGツクールMVに取り込むことが可能。プレビュー機能も備えている。