戦略シミュレーションRPG『リトルハーツ』早期アクセス開始など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は2件です。

戦略シミュレーションRPG『リトルハーツ』早期アクセス開始

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ゆーぎり氏は5月28日、ターン制の戦略シミュレーションRPG『リトルハーツ』の早期アクセスをSteamにて開始した。早期アクセス版の価格は500円(税込)。

剣と魔法のファンタジー世界での戦乱を描く作品。物語は侵略を受け国を追われた王女が傭兵の青年と出会う所から始まり、背に翼を持つ謎の少女との遭遇、強大な力を持つ敵との邂逅などを経て進んでいく。

ゲーム序盤部分をしばらくプレイした後に難易度を選択可能で、シミュレーションRPG初心者向けの難易度も用意されている。一方、より手応えのあるハードモードも用意されているほか、命中率などの運要素を排除し、すべてのプレイヤーが均等な条件でプレイを行って各ステージのクリアターンを競える「エクストラモード」も搭載されている。軽快に動く2Dドットグラフィックによる戦闘アニメーションも見どころ。

早期アクセス版は全30章前後予定のうち20章までプレイ可能で、イベントCGがラフイラスト、BGMが仮といった状態となっている。早期アクセスの期間は8カ月~1年間と予定されており、価格はエンディングまでの完成時、アーリーアクセス完了時の2段階で上げられる予定。

長編RPG『Magica-tale』公開

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蒸気兎氏(STEAM RABBIT Hut)は5月24日、長編RPG『Magica-tale』をフリーゲームとして公開した。

数年前から魔物が現れた世界で、記憶喪失の主人公とその仲間達が魔物の発生源である「メイズフォール」を調査のため攻略していくという作品。拠点をベースに「鏡界」と呼ばれるダンジョンなどを探索してく。

戦闘はサイドビュー。敵をダウンさせることであらかじめ設定した技による追撃が発生するダウンブレイク、ゲージを溜めてオーバードライブ状態となることで発動できるドライブアーツ(秘技)や秘奥義といったさまざまな独自システムがあり、派手なアニメーション演出もみどころ。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。