剣戟アクションSTG『百合太刀降魔伝』リリースなど ～今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は5件です。

剣戟アクションSTG『百合太刀降魔伝』リリース

Pico Gamesは11月23日、剣戟アクションシューティングゲーム『百合太刀降魔伝』をSteamにてリリースした。価格は1,300円で、リリース記念セールとして12月7日まで10% OFFの1,170円で購入可能。

二振りの神通刀・黒百合と白百合の一方が人の姿、もう一方が刀となって妖怪悪鬼を成敗していく横スクロールシューティングゲーム。射撃のほかに刀での近接攻撃を行えるのが特徴で、刀攻撃では一部の敵弾を消したり、敵の近接攻撃をパリィできる。ステージ攻略中は敵を倒すことなどで入手できる「霊力」を消費して、さまざまな効果を持つ「戦技」を習得して戦闘スタイルを強化していくのも特徴。

また、ステージ攻略などで入手できる「銭」を使った永続強化も可能。ステージは通しプレイではなく1つずつ選択して攻略していく形で、ステージごとに難易度も複数用意されており、永続強化で新たな能力を得たりしつつやり込んでいける作品となっている。

縦スクロールSTG『Crystal Breaker』リリース

TERARIN GAMESは11月27日、縦スクロールシューティングゲーム『Crystal Breaker（クリスタルブレイカー）』をSteamおよびNitendo Switch向けにリリースした。価格は1,700円で、リリース記念セールとして12月5日まで10% OFFの1,530円で購入可能。Steamでは体験版も公開されている。

近接バトルを重視した作品。具体的には近接距離で敵にショットを撃ち込むと出現するクリスタルを一定数集めるとスコアボーナスを得られたり、敵本体と接触してもダメージを受けなかったり、瞬間的な高速移動が可能だったりといった点が特徴。また自機は2タイプで、片方はショットの射程が短い代わりに攻撃力が高い近接パワータイプとなっている。ステージごとのスコアアタックも可能となっている。

ノベルゲームエンジン「Light.vn」バージョン16.8公開

ノベルゲームエンジン「Light.vn（ライト・ヴィエン）」のバージョン16.8が公開された。

ビジュアルノベル系作品を中心としたゲームの制作に適したスクリプト型のゲームエンジン。専用エディターが用意されており、エディター上でのリアルタイムプレビュー機能が大きな特徴となっている（紹介記事）。バージョン16.8では、エディターにテストプレイ用の新機能として「作品介入」タブが追加。テストプレイ中に任意のコマンドを実行したり、いつでもデバッグ用のセーブ・ロードができるようになった。

そのほか、スクリプト処理の大幅な軽量化なども施されている。

RPGツクールMV/MZ公式プラグイン「カードゲーム風バトルプラグイン」発売

Gotcha Gotcha Gamesは、RPGツクールMV/MZ用の公式プラグイン「Card Game Combat カードゲーム風バトルプラグイン」を、Steam版RPGツクールMV/MZのDLCとしてリリースした（MV版 / MZ版）。価格は4,900円で、リリース記念セールとして12月5日まで10 % OFFの4,410円で購入可能。

バトルシーンをデッキ構築型のカードゲーム風に変化させることができるプラグインとなっている。

Steam「オータムセール」開催

Steamは11月28日、オータムセールを開始した。セール期間は12月5日午前3時（日本時間）まで。

セール中のゲームのうち、もぐらゲームスで紹介記事を掲載したゲームをいくつかピックアップしてご紹介するので参考にしてほしい。


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  • 中村友次郎（@finalbeta）

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。

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