マルチシナリオ型フリゲRPG『WIZMAZE』公式サイトが公開

RPG,フリーゲーム

第11回ふりーむ!ゲームコンテスト最優秀賞を受賞したマルチシナリオ型フリーゲームRPG『WIZMAZE(ウィズメイズ)』の公式サイトがオープンされた。サイトにはゲームに関する各種情報と、追加シナリオ二本を含めた「WIZMAZE(ウィズメイズ)+版」を制作中であることが記載されている。

フリゲRPG,WIZMAZE
『WIZMAZE』公式サイト

公式サイトでは、ゲームの物語やキャラクター、システム説明に加え、攻略情報やアートワークなども見ることができる。現在製作中であるWIZMAZE+版についても記載されており、現在のバージョンに比べて下記の内容追加が予定されている。

・追加シナリオ2本(1~2時間ほど)
 「帝都の守り人編」「ガンジールの英雄編」
・全モンスターイラストの差し替え​
・人物・用語事典への大幅な追加
・一部を除く各片手武器に固有スキルを追加
・その他全体的な調整

フリゲRPG,WIZMAZE
公式サイト内のアートワーク
 
フリゲRPG,WIZMAZE

なお、制作者ブログによると、追加シナリオのあらすじは下記を予定しているのとのこと。

「帝都の守り人編」
“本質(アトマ)の共振"により真理に近きものたちが互いに引き寄せられるある嵐の夜。
友人カリスの突然の訪問により筆頭魔道士オブシディアは彼に押し切られる形で真理界と通じることに。
過去と未来が交差する不安定な領域をさまよう中で次第に彼は、帝国の、人間界の、
ひいては己とカリスの避けられぬ運命の対峙へと追い込まれていく……。

「ガンジールの英雄編」
深い雪に閉ざされたアルガンの都『北のガンジール』を舞台に故郷と帝国、両方に複雑な思いを抱く
見習い魔道士アルマヴィタ、彼の姉であり最強の戦士・指導者たるナーラウェン、そして帝国生まれの
アルガンでガンジールの風習に無関心なコールニクスの全くに思想の異なる三者が
“ダァトの摂理"に縛られる同胞と根強い部族間の確執を巡り対立する。
制作者ブログより引用)

 
本作は先日、もぐらゲームスでもレビューを行っている。全3つのルートを持つマルチシナリオで、1周クリアまでは2.5時間~5時間。難易度選択や戦闘・謎解きのスキップなど、初級者向けの配慮が見られ、ダークファンタジーの雰囲気も魅力なフリゲRPGとなっている。興味がある方は遊んでみてはいかがだろうか。

ダークファンタジーRPG『WIZMAZE(ウィズメイズ)』。迷宮に立ちふさがる“虚無”と“光<ニルン>”の試練に挑め!
https://www.moguragames.com/entry/wizmaze/

フリゲRPG,WIZMAZE
 
フリゲRPG,WIZMAZE

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  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。