和風フリーホラーゲーム『物念世界』の小説化が決定

アドベンチャー,フリーゲーム,ホラーゲーム

最近では、フリーゲームの小説化・漫画化などのメディアミックスも増えてきた。そんな中、今回は和風フリーホラーゲーム『物念世界』の小説化が発表されたので、紹介したい。

・ストーリー
家族で出かけた帰り道
近所の林で怪しげな夜店が開かれていた
不気味な商売人に進められるまま物を買ってしまう
買った夜に不思議な出来事が……
公式サイトより引用)

 
ゲームは和風の雰囲気漂う、昔の世界をモチーフとしており、大まかに3つの場面に分かれている。

1834
花札に興味を示す少女、凛
 
1824
日本人形を売る謎の狐面……
 
1839
突然、鏡の中の世界から、もう一人の凛が助けを求める
 
1847
探索の舞台となる鏡の世界は、元の世界とは左右逆だ
 
1849
喋るようになった日本人形がヒントを教えてくれる

システムとしては探索や謎解きが中心となる。セーブは基本的にはいつでも可能となっており、即ゲームオーバーとなるような選択肢はリトライ機能が付いているのが特徴だ。
またシナリオはマルチエンドとなっており、様々なエンディングを楽しめる。まだプレイしていない方は、小説化を機に原作を遊んでみてはいかがだろうか。

[原作情報]
タイトル 『物念世界』
制作者 リリティー(制作者様サイトはこちら
対応OS Windows XP/VISTA/7
プレイ時間 3~5時間程度(謎解きの所要時間による)
価格 無料

ダウンロードはこちらから
http://www.freem.ne.jp/win/game/5515

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。