今度こそ、魔王を倒せ―『イーザディアの迷宮』は、緊張と弛緩が交差し続ける戦闘が見所のアクションADV……なのか?
遥か昔、世界を脅かそうとした魔王は勇者によって倒され、決戦の場となった地に封印された。
しかし、封印は完全ではなく、魔王は徐々にその力を取り戻し始めていた。そして、湧き立つ魔力は周辺の環境をゆがめ、千変万化の姿を示す魔窟「 ...
相次ぐ怪奇現象の果てに待つ運命とは―大胆なイベントの数々で魅せる、力作ホラーアドベンチャー『ミッドナイトシンドローム』
奇妙な風習がある田舎町「神舞町」。
都会から転校してきた女子高生・藤田ぽんずは6月のある日、後輩でオカルト部に所属する猫屋巴美に「『こっくりさん』をしないか」と誘われる。ぽんずは同級生の友人・霧下繭香を連れ、渋々ながら深夜 ...
重すぎる真実の数々にアナタは耐えられるか。ミステリー探索ノベル『幽体探偵 ~誰ガ私ヲ××シタの?~』
幽体離脱(ゆうたいりだつ)。当人の意識、霊魂が肉体から離されている状態のことを言う。地上に自分の肉体があり、自分自身の意識はフワフワと宙に浮き、透明な姿になっているのが最もイメージしやすいかもしれない。
このような幽体離脱 ...
水族館特有の雰囲気作りと、確かな遊び応えが魅力の探索型ホラーアドベンチャー『アクアリウムは踊らない』
当初、5人のチームで作っていくはずが、ほどなくしてキャラクターデザイン担当を除く全員が蒸発。結果的に残ったひとりで全編作ることになったという、ホラーすぎる制作過程で注目を集めたアドベンチャーゲーム『アクアリウムは踊らない』。
原作最大の謎への回答が24年越しに示される――“今、リメイクすること”自体をメタ構造に組み込んだSFサスペンスADV『ANGEL WHISPER』
オカルトブームにおける一大トピックとして「ノストラダムスの予言」が社会現象にまでなっていた1999年。それを作中に盛り込んだアドベンチャーゲーム『ANGEL WHISPER(エンジェルウィスパー)』がインターネット上で公開された。
”サクセス感”ほとばしる不良バラエティゲーム『漢気ヤンキース』不良率約99%の高校で頂点(テッペン)目指そうぜ!
「ヤンキー」。日本国内においては不良少年・少女を意味する俗語として、主に1980年代中頃から1990年代初めにかけて広まったとされる。その影響の大きさは、当時から30年以上の時が流れた現代においても健在。とりわけヤンキーのイメージ像に ...
懐かしさと新しさが交差する”力作”コマンド選択型アドベンチャーゲーム『怪異ホラーミステリー「星影の館殺人事件」』
コマンドを選択するシステムを備えたアドベンチャーゲームの醍醐味とは何か?
それは、プレイヤーが作中の主人公の視点から積極的にストーリーに参加できる仕組みだろう。「コマンド」という行動の意思を選択・決断する要素のおかげで、プ ...
双子と悪魔の”愛と罪”を緩急ある構成と共に紡ぐ、長編ホラー探索ADV『ラジアータの愛染罪』
数年前より、各地で犯罪に手を染めた者たちが相次いで失踪する謎の事件が起きていた。
モデルで姉のアザミ、医学生で弟のアセビの双子の姉弟は、いつもの日常を送る中、なぜかその事件の元凶と思しき者に襲撃される。それによって意識を失 ...
この事件……どうしたものかネタまみれ!妙な雰囲気漂う短編ビジュアルノベル『マリンエクスプレス殺人事件』
『VA-11 Hall-A』、『2064: Read Only Memories』など、インディーゲーム界隈では旧世代の家庭用ゲーム機、パソコンを彷彿とさせる懐かしのグラフィックを採用したアドベンチャー(ノベル)ゲームがいくつか存在す ...
目指せ平凡卒業!授かれ立派な二つ名!ほのぼのタイピング”自分探し”アドベンチャー『Type & Hope!!』
「涅槃(ねはん)の魔女」の弟子である魔法使いの少年「テオドール」(テオ)は16歳を迎え、「異称の儀」を間近に控えていた。「異称の儀」とは、半人前の魔法使いたちが、それぞれの師匠から「二つ名」を名付けてもらう儀式のことである。