ノベルゲーム『雪子の国』ダウンロード販売開始。ふりーむ!ゲームコンテスト最優秀賞受賞作『キリンの国』続編
同人サークルスタジオ・おま~じゅは、ノベルゲーム『雪子の国』のダウンロード販売を開始した。DLsite.comおよびBOOTHにて購入可能。体験版も公開されている。
『雪子の国』
「青春ハートフルラブコメディ+地方都市ミステリー」を謳う作品で、天狗の存在する架空の現代日本という世界観で描かれる「国シリーズ」の第3作。第1作『みすずの国』および第2作『キリンの国』はフリーソフトとして公開されており、『キリンの国』は2014年に開催された第10回ふりーむ!ゲームコンテストにて最優秀賞を受賞している。
検査により法律上天狗となってしまった人間の少女、美鈴が天狗の国へ向かうことから始まる物語『みすずの国』
二人の少年が天狗の国で過ごす夏を描いた『キリンの国』
『雪子の国』の舞台となるのは、本州最西端にある、風光明媚な地方城下町。東京から来た少年ハルタはそこで天狗の少女雪子と出会い、この二人を中心に物語が展開する。町で起こる怪奇現象の謎に挑むハルタ達の冒険、友人達や町の人々との交流、そして変わりゆくハルタと雪子の関係などが描かれてゆく。
東京から来た少年、ハルタ。楽しいことが好きで、町で起こる怪奇現象の謎を率先して追っていく
天狗の国から日本国へと「帰化」した天狗の少女、雪子。意地っ張りの理屈屋
ハルタと雪子がホームステイする屋敷の人々や友人達など、多くのキャラクター達により物語が紡がれていく
雪子が振るう天狗の力や現実と非現実が交わるような展開など、伝奇・ファンタジーものとしても見どころがある一方で、近年まで人間との関わりが希薄であった天狗が人間の世界でどう生きていくかなど、架空の社会や歴史がリアリティを持って作り込まれており、これがハルタと雪子の行く末にも大きく関わってくる。テンポのよい台詞による、生き生きとしたキャラクター達の掛け合いやユーモアも魅力。公称プレイ時間約10時間というボリュームにより、夏から秋、冬へと移り変わっていく季節の中で町の情景や人々の心情をじっくりと丁寧に、そして鮮やかに描いた作品だ。
伝奇もの的な要素や幻想的な展開も見どころ
天狗少女×東京の少年
地方都市を舞台にした、ハートフルラブコメディ!
「雪子の国」
Dlsiteにて通信販売を開始しました。
価格は2268円と、Boothより268円高めです。https://t.co/FEXVgLh4Evpic.twitter.com/71IzZDWbJM— Kazuki (@misuzu5S) 2017年9月22日