アイテムで戦うリソース管理型RPG『琥珀の道具士』公開、東方二次創作アクション『幻想郷萃夜祭』情報公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリゲRPGの新作公開など6本です。
リソース管理型ダンジョンRPG『琥珀の道具士』公開
kuro氏は21日、リソース管理型ダンジョンRPG『琥珀の道具士』をブラウザ対応のフリーゲームとして公開した。RPGアツマールで公開されており、PCおよびスマートフォンでのプレイに対応する。想定プレイ時間は90~120分。
アイテムを扱う「道具士」が主人公の作品で、戦闘はコマンド選択型だが主人公のコマンドに通常攻撃がなく、ダンジョン探索で入手したり生成した消費アイテムで戦っていくシステムが特徴。仲間はスキル等を使って戦うが、こちらも使用後に続けて別の行動ができるスキルやHPを消費するスキルなど特徴的なものが揃っており、戦略性の高い戦闘を楽しむことができる。
物語は記憶を失った道具士が見知らぬ森で目を覚ますところから始まり、先へ進むにつれて回想シーンとして過去の記憶が明らかになっていく。なお、本作は同作者のRPG『地図の時間』と共通の世界観となっている。
東方Project二次創作2D探索アクションゲーム『幻想郷萃夜祭』情報公開
PLAYISMは25日、東方Project二次創作2D探索アクションゲーム『幻想郷萃夜祭』のアーリーアクセス版を2019年夏にリリースすることを発表した。Steamに作品ページが開設されている。
tea_basira氏が以前より開発を続けていた作品。ありとあらゆる密度を操る能力を持つ鬼 「伊吹萃香」が主人公で、「密」・「疎」の特性を乗せた2種類のチャージ攻撃や着弾地点へとワープするショットを撃つ「ワープショット」、能力によるギミックの突破などが特徴となっている。
小規模オンラインRPG運営システム「タクティクスタディオン」リリース
有限会社ヒットポイントは19日、小規模オンラインRPG運営システム「タクティクスタディオン」のダウンロード販売を開始した。8月31日までは特典としてドワーフ、フェアリー等の追加素材が付属する。
一般的なWindows PCとネットワーク回線を使って、ワールドを作って運営することが可能なシステム。他の人が作ったワールドを訪れてパーティを組んで戦ったり、対戦などを楽しむことができる。戦闘はシミュレーションRPG形式となっており、ジョブやアビリティをプレイヤー自身がデザインし、バトルで経験を積むことで成長させていくことが可能となっている。
レジスタ、サマーセール実施
有限会社レジスタは25日、同人ゲームの移植作品など同社Nintendo Switch作品のサマーセールを開始した。セール期間は8月20日まで。
長編マルチエンドサスペンスアドベンチャーゲーム『Dear my Abyss』、SFサスペンスノベルゲーム『デイグラシアの羅針盤』、アクションRPG『デーモンクリスタル』が20% OFF。アクションRPG『デーモンクリスタル2 ナイザー』が30% OFFとなっている。
フライトアクションゲーム『VERTICAL STRIKE ENDLESS CHALLENGE』動画投稿コンテスト開催
PLAYISMと同人ゲーム・プロデュースサークルProject ICKXは24日、Project ICKX開発のフライトアクションゲーム『VERTICAL STRIKE ENDLESS CHALLENGE』の動画投稿コンテスト「VSEC動画投稿チャレンジ」の作品募集を開始した。募集期間は8月7日まで。
プレイ動画をTwitterへハッシュタグ付きで投稿することで参加できるコンテストで、大火力部門、アクロバット部門など5部門および特別賞で授賞が行われる。受賞者にはミリタリー関係のボックスアートで活躍している吉原幹也氏による書き下ろしポスターを含む、Project ICKXのゲームやポスターなどのプレゼントが贈呈されるという。
なお本イベントに併せて、『VERTICAL STRIKE ENDLESS CHALLENGE』のNintendo Switch版の30% OFFセールが31日まで開催されている。(コンテスト投稿自体はプラットフォームを問わず参加可能)
エイシス、音声収録スタジオ「DLsiteスタジオ」開設
ダウンロード配信サイト「DLsite」を運営する株式会社エイシスは26日、8月より音声収録スタジオ「DLsiteスタジオ」を開設することを発表した。同日より利用の予約や利用に関する相談の受付が開始されている。
個人・法人を問わず、またDLsiteの利用を問わず利用可能。今後、DLsiteの登録クリエイター向けのプランの提供も予定されている。スタジオには専任スタッフとして、ボイスドラマやゲーム用ボイスの収録、バイノーラルによる収録、ボーカル収録など実務経験の豊富なスタジオエンジニアとディレクターが在籍しているとのこと。