弾幕STG『東方鬼形獣』DL販売開始、将棋ミステリーADV『千里の棋譜』コンシューマ版発表など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は東方Project最新作のダウンロード販売開始など3本です。
弾幕シューティングゲーム『東方鬼形獣 〜 Wily Beast and Weakest Creature.』ダウンロード販売開始
上海アリス幻樂団の弾幕シューティングゲーム『東方鬼形獣 〜 Wily Beast and Weakest Creature.』のダウンロード販売がSteam、DLsite等で開始された。初リリースは8月のコミックマーケット96で、パッケージ版の委託販売も行われている。
「東方Project」シリーズ第17弾となる作品。今回のプレイヤーキャラクターは霊夢と魔理沙、妖夢の3人。システム面ではゲーム開始時に3種類の動物霊から1つを憑依させることで高速移動時のショット・低速移動時のショット・スペルカード(ボム)のいずれかを強化する要素や、動物霊アイテムを集めることで集めた種類に応じてショットのハイパー化やバリアといった効果が発動する「ロアリングモード」が特徴。
東方鬼形獣 〜 Wily Beast and Weakest Creature.(上海アリス幻樂団)
東方Project第17弾 東方鬼形獣です。 「『地獄の動物霊が、地上を力で支配しようと企んでいる』とたれ込んできた味方の動物霊達と組んで、未然に討伐に行く」というストーリーです。
将棋ミステリーADV『千里の棋譜』PS4/Nintendo Switch版発表
ゲーム制作集団Child-Dreamの将棋ミステリーアドベンチャーゲーム『千里の棋譜』のPS4/Nintendo Switch版となる『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』が、ケムコよりリリースされることが発表された。Child-Dream代表で同作シナリオライターの宮下英尚氏が新たに設立した株式会社ミスタ・ストーリーズとケムコの共同制作で、2020年初頭発売予定。
『千里の棋譜』は、将棋をテーマにしたミステリーアドベンチャーゲーム。名人の失踪や、将棋界で隠され続けた禁忌の棋譜といった謎を軸に、「将棋界最強は人間かAIか」といったトピックも絡めつつ物語が展開していく。高橋道雄九段が企画監修を行っており、ゲーム内に出演しているのも特徴。
コンシューマ版では従来のシナリオを第一部とし、第二部として書き下ろしの新章が追加。サブシナリオなども追加される。また音楽が一新され、楽曲は『逆転裁判』シリーズの一部や『グランディア』の作曲などで知られる岩垂徳行氏による全曲書ろしとのこと。
さらにコンシューマ版で作品に登場する実在の棋士として、高橋九段のほかに香川愛生女流三段(副監修も担当)、糸谷哲郎八段、高見泰地七段、山口恵梨子女流二段、高橋和女流三段、加藤一二三九段(特別出演)が発表されている。
サバイバルシミュレーションゲーム『シオとあやかしの森』Steam配信開始
同人サークル犬と猫のサバイバルシミュレーションゲーム『シオとあやかしの森』のSteam配信が12日に開始された。初リリースは今年4月。
同一世界観で展開する同サークル作品のシリーズ第18作。第1作の主人公でシリーズのヒロイン「シオ」を主人公に、難攻不落のダンジョンの攻略を目指す内容となっている。