RPG『Orangeblood』リリース、RPG『アスクギア』制作記DL販売開始など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は新作RPGのリリースなど4本です。

RPG『Orangeblood』リリース

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PLAYISMは1月14日、Grayfax Software開発のRPG『Orangeblood』の配信を開始した。SteamおよびPLAYISMストアにて購入可能。PLAYISMストアでの購入時はSteamキーも提供される。オリジナルサウンドトラックも同日配信開始となった。

現実の歴史とは異なる過程を辿った20世紀末の沖縄近海に浮かぶ人工島「ニュー・コザ」を舞台とした作品。描き込まれたドット絵で表現される独特の世界観や、サイドビューの戦闘アニメーション、ランダムドロップの装備品を組み合わせるハクスラ要素、架空の90年代風のサウンドなどが特徴となっている。

RPG『アスクギア』制作記「リコールオブアスクギア」ダウンロード販売開始

同人ゲームサークル稲穂スタジオは1月11日、RPG『アスクギア』(紹介記事)の制作記「リコールオブアスクギア」のダウロード販売を開始した。

『アスクギア』のシステムやシナリオ、キャラクターと多岐に渡り、制作や調整の意図が語られた全94ページの書籍。紙書籍版はコミックマーケット97で初頒布され、BOOTHにて通販も行われている。

リコールオブアスクギア(稲穂スタジオ)
アスクギアの全てを語り尽くす。プレイヤー必見のアスクギア制作記!

ホラーノベルゲーム『ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナル』英語翻訳プロジェクト開始

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同人サークル人工くらげは1月12日、ホラーノベルゲーム『ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナル』の有志による翻訳を募る英語翻訳プロジェクトを開始した。

『ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナル』は、「町」と「記憶」をテーマにした作品。とある地方都市を舞台に、主人公が小学生の頃から大学生の頃まで体験してきたいくつもの不思議なエピソードを読むかたちで物語が展開していく。イベントでの頒布などを経て、現在はSteamで無料配信されている

翻訳はGoogleスプレッドシートに書き込む形で、誰でも自由にプロジェクトへ参加することが可能。参加の際、同サークルへ連絡する必要もないとのこと。

Shade氏、フリー効果音提供開始

同人サークル「まぐろのおさしみ」はクリエイター支援サイトCi-enにページを開設し、フリー効果音の提供を開始した。

効果音は同サークルの音楽担当である作曲家のShade氏によるもの。RPGツクールMVでの利用を想定したキークリックやキャンセル、セーブ・ロード向けのもの5個が用意されている。Ci-enでサークルをフォローすることで無料でダウンロード可能。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。