ラブコメRPG『村雨のソードブレイカー』Switch版リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は同人RPGのSwitch版リリースなど4本です。

RPG『村雨のソードブレイカー』Nintendo Switch版リリース

swordbreaker-1
swordbreaker-2
swordbreaker-3
swordbreaker-4

有限会社レジスタは1月23日、RPG『村雨のソードブレイカー』のNintendo Switch版を発売した。価格は1496円(税込)で、2月11日までは発売記念セールとして34% OFFの987円(税込)で購入可能。

同人ゲーム製作サークルあいあんそぉどが2018年にリリースした作品のコンシューマ移植版。姉の仇である「剣魔竜」の討伐を誓った主人公が、剣魔竜を殺すことができる魔剣「ソードブレイカー」を持つ少女と出会ったことから物語が展開していく。ゲーム進行は話数区切りでアドベンチャーパートに戦闘が挟まるような構成で、個性的なヒロイン達によるラブコメ要素も特徴となっている。

Nintendo Switch版ではキャラクターの立ち絵やイベントCGがリメイクされたほか、新キャラクターやクリア後のEXシナリオが追加されている。

スマートフォン向け落ちものパズルゲーム『ねこぱず』リリース

nekopazu-1nekopazu-2nekopazu-3

GROUP KETCHAは1月18日、スマートフォン向けのカフェ育成パズルゲーム『ねこぱず』の配信を開始した(Android版 / iPhone版)。広告付きの無料作品となっている。

落ちものパズルゲームをフリックのみの操作に落とし込んだ作品で、上から迫ってくる色付きの玉を下フリックで手元に集め、上フリックで投げて色を揃えることで消していくことができる。時間制限がありワンプレイは短めだが、玉を消す度に増える「フィーバーゲージ」が一杯になるとフィーバータイムとなり、フィーバー中は制限時間のカウントダウンがストップし入手スコアも倍増する。

カフェが舞台となっており、玉の消し方によってさまざまなメニュー(役)ができる仕組み。売上げ(スコア)によってお店のランクが上昇し、これにより新しいメニューが開発されていく。

コメディタッチ女神SRPG『木精リトの大樹錬世記』特設サイト公開

Lemon sliceは1月21日、コメディタッチ女神SRPG『木精リトの大樹錬世記』の特設サイトを公開した。

コメディタッチ勇者SRPG『木精リトの魔王討伐記+』の続編だが、舞台・人物・システムを一新しており「初めての人もご安心」とのこと。特設サイトによると、幅1マスの道の上で戦いが繰り広げられるシステムが特徴の模様。章ごとに公開される予定で、第1章公開は1月末が目標とされている。

アドベンチャーゲーム『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』PC版発売決定

ケムコは1月22日、PS4/Nintendo Switch向けとして発表されていたアドベンチャーゲーム『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』について、SteamにてPC版を同時発売することを発表した。発売日はコンシューマ版と同日の2月27日。

『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、ゲーム制作集団Child-Dreamがフリーゲームとして公開しているアドベンチャーゲーム『千里の棋譜』のリメイク作品。『千里の棋譜』は将棋をテーマにしたミステリー作品で、名人の失踪や、将棋界で隠され続けた禁忌の棋譜といった謎を軸に、「将棋界最強は人間かAIか」といったトピックも絡めつつ物語が展開していく。

コンシューマ版となる『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、Child-Dream代表で同作シナリオライターの宮下英尚氏が設立した株式会社ミスタ・ストーリーズとケムコの共同制作で、従来のシナリオを第一部とし、第二部として書き下ろしの新章が追加。サブシナリオなども追加される。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。