RPG『女神の涙TRUE』『天使の微笑』無料化、RPG『肉弾怪奇譚』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は老舗サークルのRPGの無料化など3本です。

RPG『女神の涙TRUE』『天使の微笑』無料化

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『女神の涙TRUE』

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『天使の微笑』

ゲーム制作サークルAlphaNutsは2月5日、RPG『女神の涙TRUE』および『天使の微笑』の無料配布を開始した。

いずれも15年以上前にリリースされた、RPGツクール製の有償同人RPG。魅力的なキャラクター達よるドラマが描かれるシナリオやオリジナルのグラフィック、独自の戦闘システムなどが高く評価され続けている。サークル公式サイトで公表されている販売本数はいずれも1万本以上。

なお、『女神の涙TRUE』『天使の微笑』自体は全年齢対象作品だが、配布は成人向けゲームを扱うサークルWhiteCute側で行われている。クリエイター支援サイトのCi-enまたはFantiaでサークルをフォローなどすることでダウンロード可能となるが、Ci-enのサークルページには18歳以上のみアクセス可能。一方Fantiaは投稿単位でゾーニングが行われており、18歳未満でも『女神の涙TRUE』『天使の微笑』の配布ページにはアクセス可能となっている。

RPG『肉弾怪奇譚』公開

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田口十る氏は2月2日、RPG『肉弾怪奇譚』をフリーゲームとして公開した。制作中の作品で、執筆時現在のバージョンでは第二話までプレイ可能。

怨霊の存在が当たり前になった日本を舞台に、肉弾派除霊士の「田中太郎(仮名)」が、相棒である霊「メリー」と共に依頼をこなしながら師匠の死の謎を追うといった内容の作品。ゲームはノベル形式で進行しつつ除霊の際は怨霊と1vs1の戦闘となる。

行動に応じて上がるAccelという値で先手後手が決まるなど、戦闘システムは非常に独特。敵がどういう条件でどういった行動をしてくるかは事前に知ることができ、バフ・デバフやAccelの値を制御する技などを駆使して対処していくパズル的な戦闘となっている。MP(メリーポイント)を消費してメリーの支援を受けられるシステムも特徴。

Devolver Digital、日本向けTwitterアカウント開設

米国を拠点とするゲームパブリッシャーDevolver Digitalは、日本向けのTwitterアカウントを開設した。

タイトルの最新情報やゲームイベントなどについて随時発信していくとのこと。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。