RPG『巡り廻る。』バージョン2正式公開、動的伝奇ビジュアルノベル『キョンシー×タオシー』Steam配信開始など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。

RPG『巡り廻る。』バージョン2正式公開

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耕氏(ゲ製うんかん。)は7月14日、RPG『巡り廻る。』のバージョン2.01を公開した。バージョン2系統としては初の正式版となる。

『巡り廻る。』は、2011年にリリースされたフリーゲームのRPG。鍛冶や農業などの生活系スキルも用意されており、メインシナリオを追う以外にも行商やクエストでお金を稼いだりと、ゲームを自由に進められる。主人公は種族などを選んでキャラメイクでき、仲間になるキャラクターも多数存在する。敵・味方ともに9マスのフィールド上で戦う、位置取りの要素がある戦闘も特徴。

バージョン2では、新要素として「エターナルモード」が追加。ある程度本編を遊んだ人向けのモードで、本編のメインストーリーなし、キャラクター同士の結婚で子供ができ、子供がいる状態でキャラクターが死ぬと自動で引き継がれるといった内容となっている。

動的伝奇ビジュアルノベル『キョンシー×タオシー』Steam配信開始

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サークル電動伝奇堂の動的伝奇ビジュアルノベル『キョンシー×タオシー』のSteamでの無料配信が開始された。制作中の作品で、サークルの公式サイトでは現在三章までが無料で公開されている。Steam版は英語翻訳も追加されており、二章まで収録。三章がDLCとして今夏リリース予定。

導士の少女リンリンと彼女に偶然救われ弟子となった元殺し屋のルアンが、不死の秘薬を巡って妖怪や犯罪組織などと闘いを繰り広げていく冒険活劇。アニメのような動的演出とメインキャラクターフルボイスが大きな特徴となっている。

ダンジョンRPG『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』リリース

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株式会社Phoenixxは7月16日、偽英国紳士団/CUBETYPE開発のダンジョンRPG『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』をPS4/Nitendo Switch向けに配信開始した。

東方Projectの二次創作作品で、PCでリリースされた『東方の迷宮2』とその追加ディスクの内容を1つにまとめ、キャラクターイラストのリファインや遊びやすさの調整を施したもの。50以上登場するプレイアブルキャラクターから12人パーティを結成し、数十もの階層を誇る「大樹」や無限に続くランダムダンジョンを攻略していく長編作品となっている。

「デジゲー博2020」開催要項発表、サークル参加受付開始

デジゲー博準備会は7月11日、同人・インディーゲームの展示・即売イベント「デジゲー博2020」の開催要項を発表。併せてサークル参加受付を開始した。

例年11月頃に秋葉原UDXで開催されているイベントだが、今年はCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大防止のため、募集スペースを減らして1スペースを広く取るなど、サークル参加要項が大幅に変更されている。参加申し込みの締切は8月31日。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。