3Dアドベンチャー+リズムアクション『ジラフとアンニカ』コンシューマ版発売など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。

3Dアドベンチャー+リズムアクションゲーム『ジラフとアンニカ』コンシューマ版発売

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PLAYISMは8月27日、atelier mimina開発の3Dアドベンチャー+リズムアクションゲーム『ジラフとアンニカ』のPS4/Nintendo Switch/Xbox One版を発売した。ダウンロード配信のほかPS4/Nintendo Switchではパッケージ版も用意され、パッケージ版の初回限定特典として設定資料集とノートが一つになった「アンニカノート」や16曲入りの「オリジナルサウンドトラック」が付属する。

猫耳少女のアンニカがふしぎな島「スピカ島」を冒険する作品。さまざまな仕掛けのあるダンジョンや、リズムパートによるボス戦、コミック風のストーリー演出などが特徴となっている。PC版はSteamにて2月より配信中。

ビジュアルノベル『ベオグラードメトロの子供たち』発売日発表・PV第二弾公開

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インディーゲームサークルSummertimeは8月28日、ビジュアルノベル『ベオグラードメトロの子供たち』の発売日を発表した。9月11日にSteamおよびBOOTHにて、ダウンロード版の配信やパッケージ版の販売が開始予定。また、本作のPV第二弾が公開されている。

『ベオグラードメトロの子供たち』は、セルビアの首都・ベオグラードを舞台に、青春と能力者バトルを描くビジュアルノベル。ドット絵調のイラストやPC-98ライクなビジュアルが特徴なほか、ゲーム中の背景の一部は作者が実際にセルビアで撮影した写真を加工したものを使用しているという。想定プレイ時間は10時間以上。公式サイトにて体験版も公開中。

恋愛ADV『ドトコイ』フルボイス版リリース

黒城ろこ氏は8月25日、恋愛ADV『ドトコイ』のフルボイス版をPC/Android/iOS向けにリリースした。

「イケメンの解像度が低くなるおまじない」をかけられた高校生が主人公で、好感度を上げることにより、最初は四角にしか見えない攻略対象の解像度が上がっていくのが特徴の作品(紹介記事)。2019年9月にフリーゲームとしてリリースされたが、今回有償のフルボイス版が追加された。

なお、合わせて新キャラクター、新イラスト、後日談も追加されており、こちらはフリーゲーム版も同様にアップデートされている。

中編ファンタジーRPG『カグツチ探訪記』ふりーむ!にて公開

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ケイ素氏は8月28日、中編ファンタジーRPG『カグツチ探訪記』をふりーむ!にて公開した。フリーゲームのコンテスト第12回WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)に応募された作品で、ふりーむ!版の内容はウディコンで公開されていた最新版と同一とのこと。公称プレイ時間は約2~4時間。

2人パーティ+サポートで戦う作品。振り直し可能なポイントによりステータスの上昇やスキルの習得といったキャラクターカスタマイズを自由に行えるのが特徴。敵のステータスや各種耐性、特殊な行動パターンがオープンな情報となっているため、ボス戦などではこれに応じて戦闘スタイルや役割分担を考えていくのが醍醐味となっている。古代文明「カグツチ」の遺産を巡る陰謀が描かれるストーリーも見どころ。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。