ARPG 『ASTLIBRA Revision』および探索型ACT『トランシルビィ』体験版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は5件です。
アクションRPG 『ASTLIBRA Revision』体験版公開
横スクロール2DアクションRPG『ASTLIBRA Revision』の体験版がSteamにて公開された。10月7日までの期間限定公開となる。
『ASTLIBRA Revision』は、KEIZO氏が今年2月にフリーゲームとして公開した『ASTLIBRA ~生きた証~』の完全版という位置付け。魔物の襲撃により幼馴染の少女と生き別れた主人公の数々の冒険を描いた作品で、推定プレイ時間40時間程度の長編となっている。多彩な武器による攻撃やガード、シールドバッシュ、魔法のような攻撃スキルなどを駆使して戦う、派手な演出も施された爽快感のあるバトルも特徴。
フリーゲーム版からの変更点としてはワイド画面および高解像度に対応したほか、グラフィックデザイナーのシガタケ氏によるキャラクターリファイン、イラストレーターの龍渕はく氏による大型モンスターデザイン、キャラクターの操作感の更新などさまざまな要素追加・調整等が施されている。
本体験版ではタイトル画面の「New Game」からゲーム序盤をプレイできるほか、そこからカーソルの左右で「Demo」を選ぶことにより、ある程度装備や能力が揃った状態で本作のさまざまなアクションを体験可能。
探索型アクションゲーム『トランシルビィ』体験版公開
スキップモアの探索型アクションゲーム『トランシルビィ』の体験版がSteamにて公開された。
サイボーグの少女シルビィが、ソードとショットで敵を倒しながら巨大な次元大陸を進んでいくという作品。ショットを当てることで敵を停止させて足場にしたり、ギミックを作動させたりできる「エレメントガン」が攻略のポイントとなっている。
ADV『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』スマートフォン版セール実施
9月30日、アドベンチャーゲーム『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』スマートフォン版(Android / iOS)のセールが開始された。Android版・iOS版ともに定価(3,000円および3060円)の約35% OFFとなる1,960円で購入可能。セール期間は10月14日まで。
『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、ゲーム制作集団Child-Dreamがフリーゲームとして公開していたアドベンチャーゲーム『千里の棋譜』のリメイク作品。『千里の棋譜』は将棋をテーマにしたミステリー作品で、名人の失踪や、将棋界で隠され続けていたとある秘密を軸に、「将棋界最強は人間かAIか」といったトピックも絡めつつ物語が展開していく。高橋道雄九段が企画監修を行っており、ゲーム内に出演しているのも特徴。
リメイク版である『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、Child-Dream代表で同作シナリオライターの宮下英尚氏が設立した株式会社ミスタ・ストーリーズとケムコの共同制作で、従来のシナリオを第一部とし、第二部として書き下ろしの新章が追加されている。PC / PS4 / Nintendo Switch向けにも配信中。
『フェアルーンコレクション』PS4版発売
フライハイワークス株式会社は9月29日、スキップモア開発の“フェアルーン”シリーズ全作を収録した『フェアルーンコレクション』のPS4版を発売した。
謎解きアドベンチャーRPG『フェアルーン』および続編の『フェアルーン2』、シリーズの原点であるブラウザゲームのリメイク版『フェアルーンオリジン』、シューティングゲーム『フェアルーンブラスト』を収録。2018年にはPC版およびNintendo Switch版が発売されている(紹介記事)。
アクションプラットフォーマー『Aeon Drive』リリース
2Awesome Studio開発のアクションプラットフォーマー『Aeon Drive』が各種プラットフォームでリリースされた(PC版 / Nintendo Switch版 / Xbox One・Series X|S版)。なお、PSプラットフォームでも配信予定だが執筆時現在国内での配信は確認できていない。
2画面STG『Dimension Drive』(紹介記事)の続編で、前作主人公のその後の冒険を描きつつゲーム内容はジャンルから別物に。テレポートや時間をコントロールするスキルなどを駆使して「ネオバルセロナ」を駆け巡る、サイバーパンクテイストの作品となっている。