序盤で消されそうな村の住人が戦うSRPG『悲劇なんていらない』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は2件です。
シミュレーションRPG『悲劇なんていらない』公開
coppercoin氏は2月2日、シミュレーションRPG『悲劇なんていらない』をフリーゲームとして公開した。
謎の兵達に侵略された村の住人達が侵略に抗い戦う、1マップ型の作品。システム面ではプレイヤー側が与えられるダメージは基本的に1、盾代わりの「かったいパン」を消費して攻撃を無効化するといった特徴がある。
マルチエンディングとなっており、ゲーム進行によって複数存在するゲームクリアの条件が随時更新されていくのも特徴。「物語の冒頭で、幕間で、回想で、いいように利用される“不運な村”の、小さな“もしも”のお話」が描かれる。公称プレイ時間は1周10分~1時間程度。
伝奇ADV 『被虐のノエル』Nintendo Switch版追加シナリオ情報公開
PLAYISMは2月3日、2月10日発売予定の伝奇アドベンチャーゲーム『被虐のノエル』Nintendo Switch 版の追加シナリオであるSeason3.5「Revenger’s Vacation」の情報を公開した。
『被虐のノエル』は、カナヲ氏が株式会社バカーのゲーム配信サイト「ゲームマガジン」でフリーゲームとして連載している作品。契約によって願いを叶える悪魔が実在する世界の港町「ラプラス市」を主な舞台に、両手両足を奪われた少女ノエルと大悪魔カロンのコンビによる復讐の物語が描かれる(紹介記事)。
Nintendo Switch版では演出やゲーム要素が大幅にリメイクされたほか、追加シナリオを収録。シリーズ初期のエピソード「バロウズ編」の最終話にあたるSeason3と、シリーズ中盤の「ジリアン編」が開幕するSeason4の合間に起きていた出来事が、ラプラス市内の様子を描きながら展開されていく。
『被虐のノエル』Season3.5「Revenger’s Vacation」あらすじ
復讐の日々に心身をすり減らしたノエル。
そんな彼女に大悪魔カロンが与えたのは、コンディション調整期間という名の、7日間の休暇。スラム街でカロンとともに食事をしたり猫カフェに行ったり。自由気ままに時を過ごし、ノエルの心を癒しましょう。
元気を取り戻していくうちに、二人はある女性の謎を追うことに……。