RPG『Lucia-ルーシア- 魔王と騎士の物語』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。

中編ファンタジーRPG『Lucia-ルーシア- 魔王と騎士の物語』公開

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RENOS氏、中編ファンタジーRPG『Lucia-ルーシア- 魔王と騎士の物語』をフリーゲームとして公開した。

魔王の娘ルーシアが、従者である獣人ミリィや人間の騎士レイヴと共に、とある目的で“最果ての地”を目指すという物語。戦闘はサイドビューで、任意にセットしたスキルを最大4つまで繋げて連続攻撃を放てるシステムや、移動による位置取りの要素が特徴となっている。また、フィールド上で実行できるアクションを使った探索も特徴。

コマンド型ソウルライクRPG『Dubium』体験版ダウンロード配布開始

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揚げ餃子氏は1月21日、コマンド型ソウルライクRPG『Dubium』体験版のダウンロード版を公開した。ブラウザ版も14日より配信中。

いわゆる“ソウルライク”の要素をコマンドRPGに落とし込んだ作品。設定や物語がテキストで断片的に語られる点や、自由度の高いキャラクタービルド、シビアな戦闘バランスなどを特徴としている。戦闘はターン制で敵の行動予測が表示され、攻撃を回避するローリング、一部の攻撃を無効化して敵を1ターン行動不能にするパリィなどを駆使して立ち回れるのも特徴。

VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語。しかけ版』PSVRパッケージ版発売

VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語。しかけ版』PSVR版のパッケージ版が発売された。ダウンロード版も配信中。また、Staem(PC)版もリリースされている。

星の欠片に取り残された少女と、他の世界を覗き見ることができる装置で少女とお互いを認識し合えるプレイヤーが力を合わせて謎を解いていく作品。プレイヤーが少女と視線でコミュニケーションして行動してもらうというシステムで、VRヘッドセットによるゲームプレイと世界観が一致したゲームデザインが特徴となっている。

「ひとかけら版」はプロローグ版としてのエンドがあるバージョンで、「しかけ版」は完結版としてのエンドがあるバージョンという位置付け。それぞれゲーム内の謎解きは全て異なり、「しかけ版」だけを遊んでも問題ないが、先に「ひとかけら版」をプレイした方がより感情移入できる構造になっているとのこと。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。