デンシ・グラフィックノベル『ghostpia シーズンワン』Switch版リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。
デンシ・グラフィックノベル『ghostpia シーズンワン』Nintendo Switch版リリース
room6は3月23日、超水道開発のデンシ・グラフィックノベル『ghostpia シーズンワン』のNintendo Switch版をリリースした。なお今後Steamでの配信も予定されている。
絵本のような温かみのあるビジュアルと、グリッチとノイズに彩られた表現が特徴の作品。物語の舞台は、不死の「幽霊」たちが住む雪深い町。この町に暮らす孤独な少女「小夜子」が、新入りの幽霊「ヨル」と出会ったことで、停滞した世界である幽霊の町に様々な事件が起こっていく。
本作は2014年にスマートフォン・ブラウザ向けに無償の連作ノベルゲームとして配信開始されエピソードが追加されていたが(第一話リリース当時のレビュー記事)、今回コンシューマ作品としてリニューアルされた。なお今後、無償版の制作は終了し、コンシューマ版の続編・完結編である『ghostpia シーズンツー』の開発に注力していくとのこと(超水道の告知記事)。
サイコホラーADV『人形の傷跡』44% OFFセール開始
Child-DreamのサイコホラーADV『人形の傷跡』のNintendo Switch版のセールが開始された。期間は4月13日までで、セール中は価格1,500円のところ44%オフの840円で購入可能。
Child-Dreamが1998年に「RPGツクール95」で制作した同名作品の完全リメイク版。連絡が途絶えた姉の安否を確かめるため上京した「上条明日美」が、とある大学の研究室を中心に巻き起こる事件の真相に迫っていく。オリジナル版は高いドラマ性と恐怖を兼ね備えたサイコホラーとして、ミステリー専門誌にも取り上げられるなど高く評価された。
リメイク版ではすべてのグラフィックを刷新したほか、物語後半の内容を大幅に追加、サブキャラ視点でのザッピングシナリオを実装、原作の人気BGMのリマスターなどが施された。また、ホラー表現の緩和モードが追加されている。
なお、Steam(PC)版の配信も予定されており、Child-Dream主宰でシナリオライターの宮下氏によると近日公開予定とのこと。
インディーゲーム展示イベント「ゲームパビリオンjp」会場配置図公開
ゲームパビリオンjp準備会は、3月25日に大阪・梅田で開催するインディーゲーム展示会「ゲームパビリオンjp」の会場配置図を公開。会場までの道のりを案内する動画も公開された。
これまで大阪や東京でゲーム展示会を開催し続けてきた有志が集まり開催するというイベントで、会場は梅田スカイビル10階「アウラホール」。同イベントに出展する有志が企画・運営をする展示会内のテーマイベント「プチオンリー」が存在するのも特徴となっている。