学園ラブコメビジュアルノベル『月光のソードブレイカー アメリア編』リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。
学園ラブコメビジュアルノベル『月光のソードブレイカー アメリア編』リリース
あいあんそぉどは4月2日、ラブコメビジュアルノベル『月光のソードブレイカー アメリア編』をリリースした。Steam/Google Play/App Store向けに配信されており、本編は無料。CG回想やシーン回想などを行えるギャラリーモードが有償DLCとなっている。
機械製品最大手企業「帝国重工」が自動機械人形「オートマタ」のシェアを独占し、人と機械の共存が当たり前になった世界を舞台とした作品。主人公「川島ユート」はとある存在により過去の記憶を改竄され本来の力を封印された学園のアイドル5人を救うため、彼女達を“攻略”することになる。
ヒロインごとに作品がリリースされており、シリーズ第2弾となる本作「アメリア編」は学園の風紀委員長「盾守(たてがみ)アメリア」がヒロイン。風紀を乱す不良達との戦いや、アメリアに思いを寄せる恋のライバル達とのバトルロイヤルなどが描かれる。公称プレイ時間は4~5時間。
なお、第1弾「ミナト編」を未プレイで、本作からプレイしても楽しめる構成となっている。
格闘アクションゲーム『学園ハンサムFighters』リリース
チーム欲求腐満は4月5日、格闘アクションゲーム『学園ハンサムFighters』をリリースした。BOOTHおよびSteamにて配信されている。価格は執筆時現在BOOTHでは400円。Steamでは500円だがリリース記念として12日まで20% OFFセールが開催されており400円で購入可能。
2010年に同人ゲームとしてリリースされ、その後スマホアプリ化やアニメ化などさまざまな展開が行われた恋愛アドベンチャーゲーム『学園ハンサム』のキャラクターが登場する作品。薔薇門高校のイケメン達が、謎の飛行物体にさらわれた猫ちゃんを救うためパンチ、キック、必殺技を駆使して戦っていく。
— チーム欲求腐満official (@teamyokkyufuman) April 5, 2023
タワーディフェンスシューティングゲーム『溶鉄のマルフーシャ』家庭用ゲーム機版配信開始
PLAYISMは4月6日、 hinyari9氏開発のタワーディフェンスシューティングゲーム『溶鉄のマルフーシャ』の家庭用ゲーム機版の配信を開始した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|S。
戦禍にある架空の国家を舞台に、兵士として招集された少女マルフーシャを操作して国の防衛に努めるという作品。日々の防衛戦を終えるたびに給与が支払われ、ランダムに提示されるカードで強化や武器の入手、仲間の加入などを行える。
1周クリアは1時間ほどで、誰を仲間にするか、どのように戦場を切り抜けるかでシナリオが分岐するマルチエンディングとなっているほか、ひたすら防衛を続けて世界中のユーザーとランキングを競い合うことができるチャレンジモードも用意されている。
オリジナルのSteam版は2021年8月にリリースされている。今回の家庭用ゲーム機版に向けては、新たにオープニングアニメーションMVが制作された。
「講談社ゲームクリエイターズラボ」常時募集へとリニューアル
株式会社講談社のインディーゲーム制作支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」は4月2日、3カ月に1回募集を行っていた「ゲームクリエイターズラボオーディション」を常時募集へと変更するといったリニューアルを発表した。
ラボメンバーとして選定されることで、年間最大1000万円の支援を受けられるプロジェクト。リニューアル内容としてはそのほか、「フェロー」という枠が新設された。フェローには講談社ゲームクリエイターズラボの編集者が担当につき、「ラボメンバー選考会議」通過を目指す企画作りの打ち合わせ等のサポートを行うという。
リニューアル後のゲームクリエイターズラボの募集は5月1日に開始される予定。