STG『DEVIL BLADE REBOOT』リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。

STG『DEVIL BLADE REBOOT』リリース

SHIGATAKE GAMESは5月24日、STG『DEVIL BLADE REBOOT(デビルブレイド リブート)』をSteamにてリリースした。リリースから2週間は特別セールとして15% OFFで購入可能。

グラフィックデザイナーとしても知られるシガタケ氏の個人制作作品で、1996年にPlayStation用のシューティングゲーム制作ツール「デザエモン+」で制作した『デビルブレイド』のセルフリメイク。描き込まれた2Dドット絵と多重スクロール、ラスタースクロール、拡大縮小で表現される擬似3Dグラフィックが見どころとなっている。

システム面では敵の近接破壊で難度とスコアが劇的にアップする「バーサクシステム」を新たに搭載し、プレイスタイルによって体感難度が大きく変化するとのこと。クリアを目指す初心者から、ハイスコアを目指す上級者までSTGに興味がある人であれば誰でも楽しめるよう設計されているという。

そのほか、デザエモン+版を再現した「レトロモード」も収録する。

アクションゲーム『ナインガールズサバイバー』ふりーむ!にて公開

nikenike氏は5月20日、フリーゲームとして公開中のアクションゲーム『ナインガールズサバイバー』のふりーむ!での配信を開始した。3月末から5月中旬にかけて開催された第29回3分ゲーコンテストの参加作品。

大量発生したゾンビ達を倒し、制限時間まで戦い抜くサイドビュー1画面のアクションゲーム。3人のプレイヤーキャラと6人のアシストキャラから一人ずつ選んでペアを組み戦う。

プレイヤーキャラは格闘、射撃、SPアタックの3種類の攻撃を行うことができ、アシストキャラは援護攻撃を行ってくれる。プレイヤーキャラの武器はハンドガン、チェーンソー、ドローンなど、援護攻撃はライフル&マシンガン斉射、格闘コンボ、バイク暴走などと、多彩でユニークな攻撃方法が特徴となっている。

ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』ミーシャ同行ルート完結

PLAYISMは5月23日、だらねこげーむず開発でSteamにて早期アクセス中のゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』において、大型アップデートにより「ミーシャ同行ルート」の最終章が実装され同ルートのストーリーが完結したことを発表した。

『いのちのつかいかた』は、プレイヤーの選択の積み重ねで主人公の考え方が変わっていき、それによってルートが分岐していくRPG。ゲームの基本的な流れはゲームブックのようにイベントをこなしながらマップ上で探索範囲を広げていくというもので、各種イベントにおけるダイスロールによる判定や、敵と自分が1ターン中に互いに3回行動するという独自の戦略性があるバトルなども特徴となっている。

今回完結した「ミーシャ同行ルート」は、ストーリーの第2章で2つのルートに分岐するうちの一つで、さらに2つのルートに分岐しそれぞれのエンディングを迎えることとなった。

RPG制作ツール「RPG Developer Bakin」レイアウトデータDLC発売

「Layout Data Comic」
「Layout Data SciFi」

株式会社スマイルブームは5月23日、早期アクセス実施中のRPG制作ツール「RPG Developer Bakin」のDLCとして、ゲームUIのレイアウトデータを3種類発売した。いずれもローンチ割引として6月6日午前2時まで10% OFFで購入可能。

ゲームのタイトルやメニュー、会話、ゲーム内演出、バトルなどの各画面を統一されたデザインで構築
したレイアウトデータで、インポートして利用可能。ブラウンとゴールドを基調色とした「Layout Data Classy」、日本のマンガをモチーフにした「Layout Data Comic」、近未来的な世界観に合うSci-Fiスタイルの「Layout Data SciFi」という3種が用意されている。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。