タイピングRPG『Sword Finger R』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は2件です。
タイピングRPG『Sword Finger R』公開
TETSU氏(冒険会社TETSUCOM)は11月10日、タイピングRPG『Sword Finger R(リベンジ)』を公開した。フリーゲーム夢現にてダウンロード版およびオンライン版が、PLiCyにてオンライン版が配信されている。なお、作者によると「ブラウザ版は快適にプレイ出来ないかもしれないので、DL版をお勧めします」とのこと。
2004年に公開されたタイピングRPG『Sword Finger』の20周年記念作品。3人パーティでダンジョンを探索し、戦闘がタイピング方式となっている。剣士は1文字入力するごとにダメージを与えるほか、魔法使いは文字入力でチャージしターン終了時に魔法が発動などと、パーティメンバーごとの能力を活用して戦っていく。
1ターンごとに時間制限内でタイピングを行っていくが、魔法で敵を倒せる場合などは強制的にターンを切り上げることも可能。敵に多くのダメージを与えるほどそのターンの敵の攻撃が弱体化したり、敵を早く倒すほど入手できるお金が増えるといった要素も攻略のポイントとなっている。
なおタイピング時のローマ字表記については、個別にどの表記を使うかのカスタマイズが可能となっている。
「らいとゔぃえん祭2024」作品まとめ動画公開
ノベル開発VTuberの高天原まきな氏は11月9日、同氏が実行委員の一人を務めるゲーム制作&実況コンテスト「らいとゔぃえん祭2024」の応募作品のまとめ動画を公開した。
「らいとゔぃえん祭2024」は、ゲームエンジン「Light.vn」初の公式コンテスト。「Light.vn」(紹介記事)は専用エディター上でのリアルタイムプレビュー機能が大きな特徴のスクリプト型ゲームエンジンで、もともとはビジュアルノベル制作に特化していたが、近年では3D機能なども拡充されており、さまざまなタイプのゲームを制作可能となっている。
「らいとゔぃえん祭2024」は「Light.vn」開発元と高天原まきな氏の共同で開催されるコンテスト。ノベルゲーム作品が対象の「ノベル部門」と、ジャンルに制限がない「ゲーム部門」が設けられ、プレイ時間1時間未満のオリジナル作品を応募可能となっている。各部門ともに大賞3万円、準大賞2万円などの賞金が用意される。
加えて、コンテスト参加作品を実況プレイする配信・動画が対象の「実況部門」が設けられているのも特徴。こちらは最優秀賞2万円などの賞金が用意される。
ノベル部門・ゲーム部門の募集は10月31日に締め切られ、15作品が応募された。動画ではその全作品のプレイ画面をまとめて紹介している。
現在は実況部門の募集が行われており、応募締切は12月31日。両部門とも、応募締切の翌日から2025年1月31日までが審査期間となっており、2月1日以降、準備完了次第結果発表が行われる予定。