サイバーパンク・メトロイドヴァニア『ブレードキメラ』リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。

2D探索型アクションゲーム『ブレードキメラ』リリース

WSS playgroundは1月16日、team ladybug開発の2D探索型アクションゲーム『ブレードキメラ(BLADE CHIMERA)』をリリースした。SteamおよびNitendo Switch向けに配信されている。価格は2,480円(税込)で、Steamではローンチセールとして30日まで10% OFFで購入可能。

『ブレードキメラ』は、東方Project二次創作作品『Touhou Luna Nights』(紹介記事)や、ファンタジー小説「ロードス島戦記」の二次創作作品『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』といったメトロイドヴァニア系作品を手掛けたteam ladybugによるオリジナル最新作。

魔都と化した近未来のオオサカが舞台のサイバーパンク作品で、プレイヤーは妖魔ハンターの「シン」となり、妖魔の「ルクス」が変身した魔剣「妖蛍刀(ようけいとう)」を駆使しながら探索を進めていく。妖蛍刀を床に突き刺してバリアを展開したり、壁に突き刺して移動したり、過去にあった物を復元して足場にしたりといった多彩なアクションが用意されている。

なお、Steamでは体験版も配信されており、体験版のセーブデータは製品版に引き継ぐことが可能。

縦スクローグライトSTG『ランダマックス』リリース

Henteko Doujinは1月16日、ASTRO PORT開発の縦スクローグライトSTG『ランダマックス(RANDOMAX)』をSteamにてリリースした。価格は980円で、リリース記念セールとして1月31日まで15% OFFの833円で購入可能。

3つの武器を使い分けながらステージを攻略していく縦スクロール型のシューティングゲーム。武器は使用回数が限られており使い切ると破棄となるが、ステージ進行中にランダムな武器が次々と供給され、新しい武器を使っていけるのが特徴。武器は特徴が異なる70種類以上が用意されている。

RPG『ラグにゃロク』バージョン3.00公開

カゲねこ氏は1月15日、フリーゲームとして公開しているRPG『ラグにゃロク』のバージョン3.00を公開した。

北欧神話をモチーフにしたファンタジー作品。戦闘はサイドビューのATBで、キャラクターの戦闘スタイルを切り替えたり、装備する武器によって使えるスキルが変わる要素などが特徴。

本作は2010年に初リリースされた作品で、今回のバージョンアップでは大幅にリニューアルが施された。メインキャラクターたちの画像がほぼ一新されたほか、ダンジョンやストーリーも追加されているとのこと。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。