ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』体験版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。

育成ローグライト『DRAPLINE』体験版公開

カナヲ氏は2月24日、育成ローグライト『DRAPLINE』の体験版をSteamにて公開した。

1年後に迫る世界の終わりを阻止するため、なんでも食べるドラゴン娘を1年間育成するという作品。週ごとに食事を選んだり、さまざまなイベントをこなしたり、襲撃してくる敵を撃退することでステータスの増強やスキルの習得などを行っていく。

スキルはアクティブ・パッシブともに多数用意されており、取得時はランダムに提示される3つの候補から選ぶ形。また、戦闘で使用するアクティブスキルは4つまでセットする形で、状況に応じて戦略を構築するのがポイントとなっている。

体験版は最初の3カ月をプレイ可能。

縦スクロールシューティング&遊べるMV『Q-SIDE』公開

かかこ氏は2月23日、2D縦スクロールシューティングゲーム『Q-SIDE』をunityroomにて公開した。

ボーカロイドを題材とした“遊べるMV”を謳う作品で、シューティングゲームとしての展開と音楽の同期が特徴。軌道型戦闘機「プロト」のマスターとしてオペレーターの初音ミクと共に宇宙からの侵略者と闘うという内容で、歌による演出も大きな見どころとなっている。

ADV『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』発売5周年記念PS4/Switch版84% OFFセール実施

2020年2月27日に発売されたアドベンチャーゲーム『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』が発売5周年となることを記念して、PS4版およびNintendo Switch版の84% OFFセールが開始された。通常価格3,000円のところ480円で購入可能。セール期間はPS4版が3月12日、Switch版が3月11日まで。

『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、ゲーム制作集団Child-Dreamがフリーゲームとして公開していたアドベンチャーゲーム『千里の棋譜』のリメイク作品。『千里の棋譜』は将棋をテーマにしたミステリー作品で、名人の失踪や、将棋界で隠され続けていたとある秘密を軸に、「将棋界最強は人間かAIか」といったトピックも絡めつつ物語が展開していく。高橋道雄九段が企画監修を行っており、ゲーム内に出演しているのも特徴。

リメイク版である『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』は、Child-Dream代表で同作シナリオライターの宮下英尚氏が設立した株式会社ミスタ・ストーリーズとケムコの共同制作で、従来のシナリオを第一部とし、第二部として書き下ろしの新章が追加されている(紹介記事)。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。