フリーノベルアプリ『ghostpia』第4話iOS版配信開始 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は連載型ノベルアプリの新エピソード配信開始など8本です。
デンシ・グラフィックノベル『ghostpia』第4話配信開始
ノベルアプリ制作チーム超水道は10日、連載型のデンシ・グラフィックノベル『ghostpia』のiOS版をアップデートし、第4話「あの子といっしょでひとりの日」を追加した。無料でプレイ可能な作品で、ブラウザ版の第4話も今後公開予定。
『ghostpia』は雪に閉ざされた、幽霊の住む町を舞台にしたノベル作品(関連記事)。第4話では襲撃者に悩まされている主人公の小夜子が、車椅子の少女レーニャとその側近である女性ミェトと出逢い、物語が展開していく。
なお『ghostpia』はroom6のパブリッシングによりNintendo Switch版が開発中で、こちらは12~13日に京都で開催されるインディーゲームのイベントBitSummit Volume6に出展予定となっている。
サークルアクションゲーム『海のカケラ』リリース
潮騒セイレーンは5日、サークルアクションゲーム『海のカケラ(Fragment of Marine)』をPC/Android/iOS向けにリリースした。
円形の足場が連なったようなステージを、足場を渡りながら進んでいく作品。主人公は自分の色を変えることができ、これによってさまざまなギミックを攻略していくのも特徴となっている。
アクションゲーム『アサルトスパイ』アーリーアクセス開始
Wazen氏は8日、アクションゲーム『アサルトスパイ』のアーリーアクセスをSteamにて開始した。パブリッシャーは NIS America。
ダッシュ移動主体のハイスピードバトルが特徴のアクションゲーム。バトルスタイルの異なる二人の主人公が用意されている。製品版は2018年の秋に発売予定。
RPG『人類滅亡後のPinocchia』ダウンロード版公開
饗庭淵氏(喘葉の森)は8日、RPG『人類滅亡後のPinocchia』のダウンロード版をフリーゲームとして公開した。先月8日より公開中のブラウザ版に引き続いての公開となる。
コールドスリープから目覚めた主人公がアンドロイドを製造して仲間に加え、探索を進めていくというSF作品。探索中に入手できる文書を読み解いたりすることで、徐々に世界観や物語が明らかになっていく。
探索はノンフィールド型で、30日という日数制限の中で探索や戦闘によりさまざまな資源を入手し、新たなアンドロイドやアイテムを製造してパーティを強化しながら攻略を進めていくといったリソース管理要素が特徴。また、アンドロイドにはさまざまなタイプがあり、組み合わせによるパーティ編成も攻略のポイントとなっている。
ノベルゲーム『みすずの国』後日談漫画「早春賦」通販開始
同人サークルスタジオ・おま~じゅは9日、フリーノベルゲーム『みすずの国』の後日談漫画書籍「早春賦」の通販をBOOTHにて開始した。
COMITIA124で初頒布された作品。なお、本編はpixivやニコニコ静画で無料公開されており、書籍版では設定資料などのおまけが6ページ追加されている。
サイドビューSRPG『MagicScrollTactics』デモ動画公開
同人ゲームサークルオートリ電子は11日、シミュレーションRPG『MagicScrollTactics』のデモ動画を公開した。
先月末にリリースされた作品。サイドビューの画面構成が特徴で、高所からの攻撃によるダメージボーナスといった要素があり、位置取りや飛行ユニットの活用などがポイントとなっている。ツリー方式のアビリティ習得も特徴。想定プレイ時間は10時間程度。
「おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」授賞作発表会の観覧申し込み受け付けが開始
同人ゲーム紹介サイトおすすめ同人紹介が主催する同人ゲーム表彰イベント「おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」の授賞作発表会の観覧申し込みの受け付けが開始された。
ノベルゲーム・アドベンチャーゲームを中心に、2017年4月~2018年3月に発表された作品から同サイトを運営するみなみ氏がさまざまな部門で授賞作品を選考し発表するイベント。現在サイト上にてノミネート作品が発表されている。
受賞作発表会は6月9日、東京水道橋で開催予定。観覧申し込みは必須ではないが、申し込みをしていない場合は立ち見になる可能性があるとのこと。なお、授賞作発表会はネット配信も予定されている。
また合わせて、授賞作発表会の休憩時間に会場で流すPVの募集も行われている。
「アクションゲームツクールMV」発表
株式会社KADOKAWAは10日、ゲーム制作ツール「アクションゲームツクールMV」を発表した。
トップビューおよびサイドビューの2Dアクションゲームを制作できるツールで、物理演算や4人までのローカルマルチプレイにも対応する。発売は2018年夏予定。