短編RPG『姉妹の冒険』公開、支援機を活用するSTG『ブルーセイバーズ アーリーミッション』体験版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリーゲームの新作RPG公開など8本です。
短編RPG『姉妹の冒険』公開
アカ氏は8日、短編RPG『姉妹の冒険』をフリーゲームとして公開した。公称プレイ時間は約4時間。
とある人物を探しながら旅をする冒険者の姉妹が主役の作品。戦闘はサイドビューで、ドットキャラクターによるスピーディで爽快感のある戦闘アニメが見どころどなっている。
ダンジョン探索やサブクエストなどで手に入るアイテム「力の源」を使って任意のパーティメンバーの武器を強化でき、強化の度合いによって通常攻撃のヒット数を増やせるのも特徴。武器強化はノーコストでやり直せるほか、アクセサリ系の装備枠が各キャラ4つ用意されているのもポイントで、戦闘スタイルや状況に応じたカスタマイズを自由に楽しめる。
なお本作は2014年に公開された『三姉妹の冒険』の続編だが、「(前作を)遊んでいなくても楽しめると思います」とのこと。
縦スクロールシューティングゲーム『ブルーセイバーズ アーリーミッション』体験版公開
同人サークルBLUE&WHITEは4日、縦スクロールシューティングゲーム『ブルーセイバーズ アーリーミッション』の体験版を公開した。
2002年にリリースされた『ブルーセイバーズ』のリメイク作品。通常ショットに加えて3種類の特殊兵器を駆使して敵を倒していく。特殊兵器は残数が設定されており、支援機を呼び出して合体し補給を受けるシステムが特徴。合体中は自機は無敵となるが代わりに支援機が攻撃を受け、支援機のシールドがなくなると破壊されて支援を受けられなくなってしまう。
支援機のシールドは呼び出していない間に回復するため、強力な特殊兵器をどんどん使いつつ、補給のタイミングといった戦術要素を楽しめる作品となっている。本体験版ではステージ1をプレイ可能。
全方向シューティングゲーム『Vampire Bloody Star X』Steam配信開始
アンディーメンテは9日、全方向シューティングゲーム『Vampire Bloody Star X(ヴァンパイア・ヴラッディ・スターX)』のSteam配信を開始した。2013年にフリーゲームとして公開された作品。
左クリックでショット、右クリックでバリアなど主にマウスで操作し、全方位から迫り来る敵を倒していく。プレイを続けることで自機の操作が異なるモードが追加されるほか、スコアを消費して自機を強化していくシステムも特徴。
ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード』Nintendo Switch版リリース
えーでるわいすのハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード(Astebreed)』のNintendo Switch版の配信が8日に開始された。パブリッシャーはPLAYISM。
ショット、ロックオン、ブレードを駆使し、縦・横・奥スクロールがシームレスに繋がるステージを攻略していく作品。作り込まれた3Dグラフィックやゲーム進行と並行してボイスで展開するストーリー、それぞれ異なる魅力のある二人のヒロインなども見どころとなっている。PC版やPS4版も配信中。
VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語、ひとかけら版』PC版リリース決定
合資会社自転車創業は8日、同社が企画しフォージビジョン株式会社が開発するVR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語、ひとかけら版』のPC版のSteam配信を近日(11月22日以降)開始することを発表した。PC版はOculus Rift/HTC Vive/Windows Mixed Realityに対応する。
今年1月にPlayStation VR向けにリリースされた作品の移植版。星の欠片に取り残された少女と、他の世界を覗き見ることができる装置で少女とお互いを認識し合えるプレイヤーが力を合わせて謎を解き、星を元に戻して力を取り戻す事によって脱出を目指すという内容。プレイヤーが少女と視線でコミュニケーションして行動してもらうというシステムで、VRヘッドセットによるゲームプレイと世界観が一致したゲームデザインが特徴となっている。なお、本「ひとかけら版」はプロローグ版という位置付け。
PC版のリリースより3週間以内に購入すると、サウンドトラックや壁紙、音声再生可能な台本データ、設定資料などが掲載された読み物データ「星の欠片の物語、が形になるまで、の物語、」という計4つの特典がダウンロード可能となる予定。
「12月29日ラジオ会館でゲーム展示即売会」開催発表
関西同人ゲーム制作者交流会は6日、12月29日に東京・秋葉原にて「12月29日ラジオ会館でゲーム展示即売会」を開催することを発表した。会場は秋葉原ラジオ会館10階のイベント会場。サークル参加の申し込み受け付けも開始されており、申し込み期限は11月25日まで。また40サークルに到達され次第締切となる。
キャラクターアニメーションツール「E-mote」インディー向けプラン無償化
有限会社エムツーは2日、キャラクターアニメーションツール「E-mote」のバージョン3.9.5Aを公開した。本バージョンではコミケWebカタログのアニメーション形式サークルカットの仕様に沿った動画を出力する機能が追加された。
また本バージョンより、年収一千万円未満の小規模企業・個人向けに年間10万円(税別)で提供を行ってきた「インディーズ」プランを無償化した。同プランではWindows、Android、 iOS、 WebGL向けのSDKが提供される。
「回復・補助エフェクト素材集」ダウンロード販売開始
ゲーム制作サークルTORaIKIは9日、「回復・補助エフェクト素材集」のダウンロード販売を開始した。
RPGなどのゲームを中心に、汎用的に使用できるバトルエフェクト素材集。回復・防御・状態異常・バフ演出など合計68種類のエフェクト素材を収録している。なお、一部の素材はサークル公式サイトにてフリー素材として配布されている。