アクション・カード・ディフェンスゲーム『ウォーロック・カード』DL版公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はデッキ構築要素のあるディフェンスゲームのダウンロード版公開など3本です。
アクション・カード・ディフェンスゲーム『ウォーロック・カード』ダウンロード版公開
よよここ氏は11日、アクション・カード・ディフェンスゲーム『ウォーロック・カード』をふりーむ!にて公開した。モゲラにてブラウザ版が配信されているFlashゲームのダウンロード版となる。
町を制圧しようと進軍してくる敵を魔術師となって迎撃するという1ライン型のディフェンスゲームで、威力やクールタイム、攻撃範囲などが異なるさまざまな呪文を使って敵を倒していく。同時に使用できる呪文は4つで、WAVEのクリア時にランダムに3つ呈示される呪文のカードから1つを選び手持ちの呪文と入れ替える、デッキ構築の要素が特徴。
呪文には敵の進軍を遅くするなど特殊効果を持つものもあり、デッキ構築の戦略や、呪文を選んでいくリアルタイムの戦術を楽しめる作品となっている。
「ざくアクmozell曲メドレー」動画公開
民族系を中心としたインスト曲の作曲者として知られるmozell氏(もぜ園)は13日、楽曲メドレー動画「ざくアクmozell曲メドレー」を公開した。YouTubeおよびニコニコ動画で視聴可能。
はむすた氏制作のフリーゲーム『ざくざくアクターズ』で使用されたmozell氏の楽曲19曲のメドレー動画で、約1時間に及ぶ内容となっている。動画には本動画の制作に際して募集された、各楽曲の使用シーンなどのイラストが多数あしらわれている。
ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」10周年
SmokingWOLF氏(SilverSecond)は15日、同氏が公開しているゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」の正式版公開から同日で10周年となることを発表した。
スクリプトを使用せず、イベントコマンドの組み合わせでRPGなどのゲームを制作できるツール。システムの自作が可能で、RPGに限らずさまざまなゲームの制作に利用されている。Steamで世界に向けて配信されるような作品にも採用されており、昨年のバージョンアップでは海外展開向けの機能追加やゲーム画面のワイド・HD解像度への対応が施されるなど、長年にわたり改良が続けられている。
なお、「WOLF RPGエディター」製ゲームの公式コンテストである「WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)」は今年の7月に第10回が開催予定。