アガハリ氏がイラスト担当のフリゲRPG『ふうらい奇譚―太陽の霊廟―』公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリーゲームのRPGやADVの公開、夏コミ作品の体験版やPVの公開など7本です。
ミナプラス、フリゲ探索RPG『ふうらい奇譚―太陽の霊廟―』公開
フリーゲーム制作サークルミナプラスは26日、探索RPG『ふうらい奇譚―太陽の霊廟―』を公開した。ブラウザゲームの配信サイトAndAppにてプレイ可能。同サークルの前作であるRPG『リベロアストーリア』やStudio 4Dの戦略SLG+RTS『LostTechnology』のイラストを担当したアガハリ氏が制作・イラストを担当している。
主人公の青年フェイとその妹、母、祖父という、冒険者業をしている家族が古代の遺跡に挑むというストーリーで、探索を進めていく中でさまざまな出会いや出来事が描かれる。公称プレイ時間は10~15時間程度。
オリエンタルな雰囲気をもつキャラクターグラフィックや、水彩調の1枚絵によるマップ、墨絵調の敵グラフィック、イベントシーンに用意されたスチル画像など、美麗なアートワークが目を惹く作品。兄さん大好きっ子の妹や若々しくてノリのよい母など仲の良い家族の息の合った掛け合いも見どころで、戦闘時や一部シナリオなど、ボイスによる演出もキャラクターの魅力を引き立てている。
フリゲADV『メサイアの樹』公開
ハネダ氏作のADV『メサイアの樹』が23日、フリーゲームとして公開された。
不思議な樹が生えている部屋で過ごしていく作品。オリジナルのグラフィックによる横スクロールのマップや、台詞を使わずに進行する作りが特徴となっている。公称プレイ時間は30分程度。
未来彗星、ビジュアルノベル『うたかたの輪廻』体験版公開
同人ゲームサークル未来彗星は27日、ビジュアルノベル『うたかたの輪廻』の体験版を公開した。
死んだ人間の魂が、他の身体へと転移するという言い伝えのある街が舞台の作品。「輪廻」と呼ばれるその現象に巻き込まれた青年が主人公となっている。
体験版では本編全5章のうち第1章をプレイでき、公称プレイ時間は約1時間。製品版はコミックマーケット92(夏コミ)にて頒布予定。
あきら小屋、シューティングゲーム『鋼鉄のヴァンパイア』PV公開
あきら小屋は24日、シューティングゲーム 『鋼鉄のヴァンパイア』のPVを公開した。
「激攻撃型猛密着系シューティング」を謳う縦スクロールシューティングゲーム。鉄錆の浮いたような質感のあるメカニックなど、硬派な世界観が魅力の作品となっている。
Nussoft、蟹vs蟹バトルゲーム『カニノケンカ』PV公開
Nussoftは22日、『カニノケンカ』のPVを公開した。
海産物が戦うアクションシューティングゲーム『ACE OF SEAFOOD』などの開発元として知られるNussoftの最新作。蟹同士で1vs1バトルを行い、相手をひっくり返したら勝ちというゲームの模様。コミックマーケット92(夏コミ)にて体験版を頒布予定。
超水道、夏コミにて『ghostpia』原画集「Draftpia #2」頒布予定
創作ユニット超水道は27日、コミックマーケット92(夏コミ)にて新刊書籍「Draftpia #2」を頒布することを告知した。
デンシ・グラフィックノベル『ghostpia』第3話の原画集。A4サイズ、144ページのボリュームとなっている。通販も予定されている。
「同人ゲーム.fes」出展サークル募集開始
関西同人ゲーム制作者交流会は、10月7日に開催予定の同人ゲーム即売会「同人ゲーム.fes」のサークル参加申し込み受付を開始した。
会場は大阪日本橋のポルックスシアター。募集スペースは20スペースで、申し込み期限は8月31日となっている。