ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード』PC版大型アップデート配信開始 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションSTG『アスタブリード』PC版の大型アップデートに関するものなど12本です。
ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード』PC版大型アップデート配信開始
えーでるわいすは7日、ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード(Astebreed)』PC版の大型アップデートを配信開始した。
主なアップデート内容はPS4版に準拠しており、コントローラーの右スティックでロックオンカーソルを振り回せるなど操作性が一新され、敵の配置なども再調整、エピソードやデモシーンなども追加された「アレンジモード」をプレイ可能。また、グラフィックはフルHDが基準となり3Dモデルやテクスチャなどさまざまな改善が施されている。
加えて今回のアップデートでは中国語に対応。また、 ギャラリーにアートが数点追加された。
本アップデートはSteamほか各種ダウンロード配信に対して無料で適用される。一方、パッケージ版はアップデート非対応となる。これは「今回の更新は全データが書き換わるため自前でサーバーを管理してるパッケージ版では対応が厳しいというのが主な要因」とのこと。
また今回のアップデートに合わせて、サウンドトラックのSteam配信が開始されている。Steam版のサウンドトラックはDLCとして配信されているため、購入にはSteam版の『アスタブリード』本体が必要。14日まで40%オフセールが実施されている。
防衛アクションシューティング『LASER MAIDEN』リリース
同人ゲーム開発サークルびっくりソフトウェアは7日、防衛アクションシューティングゲーム『LASER MAIDEN』をリリースした。
地上を左右に移動し、上空から降ってくる敵をショットで倒し続けて高得点を目指すスコアアタック型のミニゲーム。倒した敵が「ゴースト状態」となり、もう一度ショットを当てると横に広がるレーザーを展開するのが特徴で、これに敵を巻き込むことでショットで倒すよりも高得点となる。
敵に触れるとゲームオーバー。敵が地上まで到達するとそのまま寝てしまい、プレイヤーの移動範囲が狭くなっていく。ゲームオーバー時はプレイの結果をツイートで共有可能。
なお本作は、ゲームを無料でダウンロードし、プレイ後に任意の価格を支払う「任価」方式を提唱する投稿型PCゲーム販売サイトSYAKERAKEで販売されている。
また、同サークルは公式サイトをリニューアルし、一部過去作のソースファイルなどの公開を開始した。ソースファイルが公開されたのは横スクロールシューティングゲーム『REVOLGEAR II -SECOND BRIGHTNESS-』と横スクロールブレードシューティングゲーム『KIRISAME BLADE 2』で、いずれもShooting Game Builder製。
さらに、『KIRISAME BLADE 2』へ収録されたオリジナル曲のサウンドトラックの公開も行われている。作曲を手がけたのは同サークル最新作となる 縦スクロールシューティングゲーム『Graze Counter』(紹介記事)の楽曲も手がけたもっちもっちもっち氏。
3D影踏みアクション『魔女と偽りの影』Steam配信開始
同人ゲーム開発サークルDicey Craftは8日、3D影踏みアクションゲーム『魔女と偽りの影』のSteam配信を開始した。
影を縫いとめて対象を一定時間停止させる「影縫い」、影に入り込み移動する「影渡り」など、影を利用したさまざまなアクションを駆使してステージをクリアしていく作品。クリア時間は公称6~10時間程度となっている。
3Dミステリーアドベンチャー『Back in 1995』Survival Update配信開始
インディーゲームスタジオThrow the warped code outと株式会社デジカは8日、Steamで配信中の3Dミステリーアドベンチャーゲーム『Back in 1995』において、無償タイトルアップデート「Survival Update」の配信を開始した。
初代プレイステーションやセガサターンの時代のアドベンチャーゲームが持つプレイ感を現代に再構築した作品。今回のアップデートでは新ステージや新しいクリーチャー、パズル要素の追加や、カットシーンへの英語音声の追加、難易度や操作性の調整などが施されている。また、従来のPC版に加えMac版が公開された。
なお、Throw the warped code outは12日に開催される「デジゲー博2017」に参加予定。『Back in 1995 Survival Update』および開発進行中のNewニンテンドー3DS向け移植版『Back in 1995 64』最新ビルドが展示されるとのこと。
海産物3Dアクションシューティング『Ace of Seafood』PS4版配信開始
PLAYISMは9日、Nussoft開発の3Dアクションシューティングゲーム『Ace of Seafood』のPS4版の配信を開始した。
オープンワールドの海洋を舞台に、射撃能力を持つ海産物達が戦う作品。PC版およびWii U版もリリースされている。
(記事初出時、Nintendo Switch版もリリースされていると記載しておりましたが、Wii U版の誤りでした。お詫びして訂正いたします。)
RPG『アスクギア』PV公開
稲穂スタジオのRPG『アスクギア』のPVが10日に公開された。
「ド直球RPG」を謳う作品で、デジゲー博2017にて初頒布予定。PVでは個性的なキャラクター達や独自の戦闘システム、作り込まれたマップなどが紹介されている。
ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』デジゲー博直前PV公開
同人ゲームサークル電猫遊戯は10日、ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』のデジゲー博直前PVを公開した。
サポートキャラクターである「ミニオン」を召喚して戦うシステムが特徴の作品。デジゲー博2017にて試遊展示および体験版の頒布が行われる予定。
ハイスピード3Dアクション『Link: The Unleashed Nexus』ボスバトルトレーラー公開
インディーゲームスタジオReminisceは8日、ハイスピード3Dアクションゲーム『Link: The Unleashed Nexus』の新規トレーラームービーを公開した。
『Link: The Unleashed Nexus』は2014年にリリースされた同名作品のリメイク版で、PCおよびPS4向けに開発中。今回のトレーラーはボスバトルをフィーチャーした内容となっている。
RPG『LiEat』有料版10万ダウンロード突破記念セール開催
PLAYISMは7日、Steamで配信中のRPG『LiEat』有料版が10万ダウンロードを突破したことを発表し、これを記念した30%オフセールを開始した。セール期間は14日まで。
『LiEat』は△○□×(みわ しいば)氏が制作したフリーゲームで、全3話の連作短編として公開されている。現在でもフリー版をダウンロード可能だが、有料版はSteamの実績やトレーディングカードに対応している。
デジゲー博2017にて国産インディーゲームのスタンプラリー企画が実施
デジゲー博2017にて、国産インディーゲーム9作品のコラボによるスタンプラリー企画が実施されることが発表された。
参加作品のうちデジゲー博2017に出展されているのは8作品で、これらの出展スペースをすべて回ってスタンプやサインを集めると、デジゲー博限定のコラボステッカーがプレゼントされる。
RPGツクールMV用SRPG制作素材「SRPGコンバータMV」公開
Lemon sliceは4日、RPGツクールMVでシミュレーションRPGの制作を可能にするゲーム制作素材「SRPGコンバータMV」を公開した。
これまでRPGツクールXP用、VX用、VX Ace用が公開されてきた「SRPGコンバータ」のMV版。「必要最小限の変更、拡張性重視」という新しいコンセプトのもと一から制作されたとのことで、第三者がプラグインで機能を拡張できるように設計されている。操作はキーボード、マウス、ゲームパッドに対応する。
素材の本体はプラグインだがプロジェクトファイルの形で公開されており、RPGツクールMVに読み込むことでそのままシミュレーションRPGの制作を行うことができる。サンプルゲームも公開されている。
素材利用も可能なRPG風楽曲集『Rollenspiel Reminiszenz』ダウンロード販売開始
Meldear’s Craftは5日、インストゥルメンタル曲集『Rollenspiel Reminiszenz』のダウンロード販売を開始した。
RPGの思い出、RPGへの憧れを詰め込んだという作品で、BGM素材集としても利用可能。街やダンジョンの曲、戦闘曲など13曲を収録しており、MP3/WAVEファイルに加え、ループタグを埋め込んだOggファイルも用意されている。