ゲーム制作ツール「GameMaker Studio 2」トレイラー動画が公開(※追記あり)

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(2016/11/01 16:54現在、公開されていた動画は非公開となっています)

ゲーム制作ツール「GameMaker:Studio」の開発を行うYoYo Gamesは、本ツールの新バージョンとされる「GameMaker Studio 2」のトレイラー動画をYouTubeに投稿した。

GameMaker Studio 2に関しては、10月中旬よりYoYo Gamesの公式Twitterにて、関連情報と思われる内容の投稿が行われていた。ツイートによると11月配信が予想されるが、詳細は現在不明となっている。

これまでにGameMaker Studioで制作されたゲームには、ゲーム制作者もっぴん氏のアクションゲーム『Downwell』のほか、Toby Fox氏らの開発した「誰も死ぬ必要のないRPG」というキャッチコピーで有名なRPG『Undertale』、また『Risk of Rain』や『Nuclear Throne』などの名作も制作されている。これらタイトルから分かるように、アクションだけではなくRPGなどのジャンルも制作できるツールとなっている。

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また、国内ゲーム制作者による作品としては、上記に加えてPC版・iOS版がリリースされている『Porter』や、9月15日から18日の期間で開催された「東京ゲームショー2016」にて発表された「日本ゲーム大賞 アマチュア部門」の優秀賞『ELEC HEAD』もGameMaker Studio製となっている。

『ELEC HEAD』は、シンプルな操作でロボットを動かし、ステージを攻略していくものとなっている。特徴的な要素は「ロボットが触れている部分を起点として、ステージ中に電流が流れる」という要素と。「自分の頭を投げ飛ばせる」というアクションだ。操作や要素はシンプルながら、それらを組み合わせてギミックを攻略していくことが面白い作品となっている。もぐらゲームスにてレビュー・インタビューを行っているので、こちらもお読みいただきたい。

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日本ゲーム大賞 アマチュア部門優秀賞『ELEC HEAD』作者インタビュー

本ツールは、プログラミング言語を使用しない制作が可能となっている。筆者も以前に簡単なゲーム作品の制作を行ったが、より使いこみたいと感じたツールだった。GameMaker Studio 2の続報を待ちたいところだ。

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。