美しきドット絵の2Dアクション『Hyper Light Drifter』 PS4パッケージ版が販売予定
インディーゲームの配信などを行う「PLAYISM」は、2DアクションRPG『Hyper Light Drifter』のパッケージ版をPlaystation4向けに発売することを発表した。発売日は2017年5月25日、価格はパッケージ版3,980円、DL版は2,480円となっている。
『Hyper Light Drifter』は、2013年にインディゲームディベロッパーの「Heart Machine」が、現代の技術で16bitのゲームを作るべく、クラウドファンディングサイト「KickStarter」のプロジェクトを通じて、24,000人以上の支援者から約64万ドルを集め開発された作品。
3月1日に受賞作が発表されるインディーゲームアワード「IGF2017」においても、グランプリに加え、 EXCELLENCE IN VISUAL ART部門、BEST AUDIO部門と3部門でノミネートされている。
ゲーム内容としては、不治の難病を患った主人公が治療に必要な過去の遺産を求めて探索する見下ろし型のアクションRPG。過去の『ゼルダの伝説』を彷彿とさせるが、本作のメインは謎解きではなく、探索とバトルにある。描き込まれた2Dのドット絵はレトロな雰囲気ではなく、現代的なピクセルアートなスタイルを感じさせてくれる。
もともと、Kickstarterでは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と『Diablo』との「いいとこどり」をしたゲームであると紹介されていたが、フタを開けてみればどちらとも違ったプレイ感をもつゲームに仕上がっている。
本作は歯ごたえある難易度も特徴的で、とにかくゴリ押しが許されていない。開発者からの「ちゃんと攻略してね」というメッセージが感じられる。しかし、裏を返せば、「ちゃんと攻略できるようになっている」ということだ。そこに理不尽はなく、とても丁寧な作り込みを感じるため、安心してゲームと向き合うことができるはず。そして真っ当に攻略して難所を突破できた暁には、至高の達成感が待っているだろう。
今回発売されるパッケージ版には、24ページのマニュアル、そして本作のマップとイラストを楽しめるポスターが同梱。既にダウンロード版を持っているというプレイヤーも、グッズを堪能できるものとなりそうだ。
紹介記事:
『ゼルダ』や「ジブリ」の影響が息づく『Hyper Light Drifter』は美しくもムズかしいアクションRPGだった
[基本情報]
タイトル Hyper Light Drifter
制作者 Heart Machine
クリア時間 8時間程度
対応OS PS4 / Win 7以降/Mac OS X 10.7以降
価格 PS4パッケージ版3,980 円/PS4DL版 2,480 円/PC版 1,980円
PC版ダウンロード: