フリーゲーム『Ib』の二次創作展「ゲルテナ展」開催!7月に渋谷にて。

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2012年の登場以来、多くのプレイヤーを魅了しているフリーホラーゲーム『Ib』。その世界観をファンの手により再現しようとする試み「ゲルテナ展」が7月に渋谷で開催される。

公開から3年。今なお衰えぬ人気

『Ib』はkouri氏が2012年に公開したホラーアドベンチャー。両親と美術館を訪れた少女イヴ(Ib)が、開催されていた展覧会「ゲルテナ展」に足を踏み入れると、美術館の様子が変わり、ゲルテナの絵画が展示されている不気味な美術館に誘われる、というストーリーだ。

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主人公のIbを始め、不思議な美術館で出会う登場人物や、いくつも分岐する彼らの運命を劇的に変えるストーリーが非常に魅力的に仕上がっている。そして、何より、作中には本人が登場することはないが、ゲルテナの描く不気味な絵画と、その世界観が具現化した美術館の雰囲気は独特で、恐ろしい。決してドッキリな罠で驚かせるような恐怖ではなく、世界観からじわじわと恐怖が首元にこみ上げてくる恐怖を感じる作品だ。

同じ2012年に公開されたふみー氏のフリーホラーアドベンチャー『魔女の家』と並び、今に至るまでホラーアドベンチャーゲームの名作中の名作と言ってもいいだろう。

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人気実況者レトルト氏による実況が260万再生を突破している。

そして、キャラクターとストーリーの人気から二次創作が非常に盛んだ。イラスト投稿サイトPixivではファンによる二次創作が数多く投稿されている。その数は、イラストは4万点以上、小説は4千点以上にのぼる。

ゲルテナの絵画を再現する「ゲルテナ展」の開催は5回目

「ゲルテナ展」は、『Ib』のゲーム中に出てくるゲルテナの作品を現実で展示してしまおう、という企画だ。

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ゲーム中いたるところで登場するゲルテナの作品

実際に再現した作品を展示し、『Ib』というゲームの空間を再現し、ファン同士の交流を促進しようとする試み。

公式サイト
 
イベントページには、以下の様なコンセプトの紹介がある。

ゲルテナ氏の作品をよりリアルに描き起こし、ゲルテナ展に迷い込んだような錯覚を引き起こす事を目的とした二次創作の展示会です。

過去既に4回開催され、今回が5回目。7月17日(金)から19日(日)の3日間東京・渋谷のギャラリー・ルデコにて開催される。

入場料は1,300円だが、事前にツイプラで参加登録を行った場合は300円引きとなる。

現実にゲームの世界観を再現したくなるほどのゲーム『Ib』。ファンの方のみならず、未プレイの方もこれを機に『Ib』をプレイしてみることを強くオススメしたい。そして、世界観が気に入った方はぜひ「ゲルテナ展」へ足を運んでみてはいかがだろうか。

【基本情報】
[基本情報]
タイトル 『Ib』
制作者 kouri(制作者様ページはこちら
対応OS Win
価格 無料

ダウンロードがこちらから
http://kouri.kuchinawa.com/game_01.html

  • すんくぼ(@tyranusii

    学生時代、MMORPG「リネージュ」で朝から晩まで飽くことなきレベル上げと戦争に没頭する毎日を送る。本業では廃人卒業後、国家公務員を経て、再びゲームの世界へ。「もぐらゲームス」を立ち上げました。ハマったゲームはライブアライブ、ファイアーエムブレム 聖戦の系譜、デモンズソウルなど。
    個人ブログもやってます:もぐらかペンギンか