開発室Pixelの2Dアクション『ケロブラスター』が公開1周年
昨日、5月11日、昨年発売されたiOS/PC向け2Dアクション「ケロブラスター」が公開してから1周年を迎えた。
『ケロブラスター』は、『洞窟物語』などを制作してきた開発室Pixelが公開した2Dスクロールアクションゲーム。主人公のカエルが、様々な武器を駆使して敵を倒していく。
1周年ということで改めて、ケロブラスターを振り返ってみたい。
1年前の2014年5月11日に公開された時は、PC版のダウンロードサイト「Playism」のサーバーがダウンという事態になった。
『Kero Blaster』が人気すぎてリリース直後からサーバーがダウン
さらに、ゲームのレビューに関心のある諸氏からレビューを募り、総勢7人のレビュアーによるケロブラスター祭りを開催した。未だに気になるレビューがあったらぜひお読みいただければ幸いだ。
第1回:全要素がスマホ向けにフルチューニングされた至高のアクション。それが『ケロブラスター』だ―『ケロブラスター』レビュー(ニカイドウレンジ)
ニカイドウレンジ氏による、スマホのアクションゲームの課題である操作系に、制作者の配慮が隅々まで行き渡っているとのレビュー。
第2回:『ケロブラスター』は開発室pixelのマリオか?―『ケロブラスター』レビュー(hamatsu)
hamatsu氏による、8bit調やドット絵について思いを巡らしたり、実はFPSにプレイ感が似ているのではないかという問題提起をしているレビュー。
第3回:「kero blaster」・「洞窟物語」の伝説化という過大評価と桜庭和志の悲劇問題―『ケロブラスター』レビュー(EAbase887)
開発室Pixelをプロレス界における桜庭和志的存在であると熱くと論じる、Eabase887氏の衝撃のレビュー。
第4回:カエルの為に胸高鳴る ―『Kero Blaster』レビュー(HayanieMozu)
『洞窟物語』に惚れ込んでしまったHayanieMozu氏による、新しい恋人『ケロブラスター』への想いを綴ったレビュー。
第5回:昔のゲームを知らなくてもプレイしてほしいのが『ケロブラスター』―『ケロブラスター』レビュー(hahaha)
インディゲームに特有の尖ったポイントは少なくなったとしつつも、優等生的ゲームとしての『ケロブラスター』を評価したhahaha氏のレビュー。
第6回:初期ライフとゲームデザイン ー『ケロブラスター』のすぐれた設計―『ケロブラスター』レビュー(poroLogue)
初期ライフに着目し、開発者がゲームデザインに張り巡らせた配慮を改めて評価するporoLogue氏のレビュー。
第7回:2014年のヴィンテージ・ゲーム——『ケロブラスター』(水原由紀)
最後にトリを飾ったのは、見事なまでに作られた難易度の設計(ステージ設計)に着目した水原由紀氏のレビュー。
また、もぐらゲームスでは、開発室pixelの天谷大輔氏、川中紀陽子氏にインタビューも行い、『ケロブラスター』のゲームデザイン、2名の開発者がゲームづくりに込めた想いを伺った。
開発室Pixel 天谷大輔氏、川中紀陽子氏が語る『ケロブラスター』制作秘話
開発者のみならず、プレイヤーにも様々な想いを思い込させる本作。この1周年を機に、未プレイの方もぜひプレイしてみてはいかがだろうか。
『ケロブラスター』、『PINK HOUR』のダウンロードはこちらから