謎の生物に追われるフリーホラーゲーム『空腹島』小説版が発売

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9月15日、フリーホラーゲーム『空腹島』の小説版が発売された。原作『空腹島』は、STONEGAME氏によるUnity製の3Dホラーゲーム。夏休みを利用して廃墟となった無人島を探索していたところ、謎の生物に襲われてしまうゲーム内容となっている。

空腹島
『空腹島』小説版ホームページ

『空腹島』小説版PV

原作では、3Dのマップを探索中、謎の生物に追いかけられる恐怖が特徴となっていた。懐中電灯などのアイテムを駆使して逃げ切るなどのアクション要素があるものの、高速で迫り来る怪物の恐ろしさゆえに、操作を誤ってしまうこともある。

本作以外にもホラーゲームを制作してきたSTONEGAME氏は、本作の制作にあたって、どうすればプレイヤーが怖がり、いいリアクションができるかを突き詰めた結果、無人島で気持ちの悪いモンスターに遭遇し、プレイヤーは食われないように必死で逃げ回るというコンセプトに行き着いたという。

空腹島
謎の生物が間近に迫る……!

ゲーム実況者「コジマ店員」による実況動画も80万再生を超えている。

今回の小説化ではじめて『空腹島』を知った方は、合わせて原作のゲームもプレイしてみることをオススメしたい。

『空腹島』原作ゲームページ

『空腹島』小説版ホームページ

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。