Papers, PleaseがGDC2014のインディゲームフェスティバルでグランプリを受賞 ほか―週刊もぐらニュース3月24日号―
「週刊もぐらニュース」は国内外のゲームにまつわるニュースを掘り出してヘッドライン形式で紹介するコーナー。
毎週月曜日に更新します。
さっそく先週のニュースを紹介していきましょう。
先週は、アメリカ・サンフランシスコで開催されたゲーム開発者のGDC(Game Developers Conference)にて連日多くの発表がありました。
インディゲーム関連
■Papers, PleaseがGDC2014のインディゲームフェスティバルでグランプリを受賞ーCnet Download.com(英文)
色々な賞を受賞しまくっているPapers, Pleaseの勢いが止まらない。入国審査官になるゲーム。日本語版も発売中。
■開発途中のゲームを販売する:インディゲームの新しい開発手法 | 新清士の「デジタルと人が夢見る力」 – コミニー[Cominy] / ブログ
「開発途中のゲームであっても、ユーザーに積極的に情報を提供し、さらに先行販売を行い、完成途中のゲームを遊べるようにする」
■Xbox Oneでプレイ可能な25のインディゲームソフトのラインナップが公開ーPRO MMA NOW(英文)
PS4のみならずXbox Oneもインディゲームをバックアップ。
■任天堂、インディゲームにオープンな姿勢を表明(英文)
PS4とXbox oneとそういえば…と思ったら任天堂も負けじとアピールしていた。
ソフトウェア関連
■統合開発環境「Unity 5」発表。予約受け付けがスタート – 4Gamer.net
Unityが新たなバージョンへ。エンジンの高性能化が加速している。
(参考)Unity – Unity5 予約開始!
■【GDC 2014】Epic Games、「アンリアル・エンジン4」にサブスクリプションモデルを導入―月額19ドルで全ての機能が利用可能に / GameBusiness.jp
『Infinity Blade』、『BIoShock』などで使われているUnreal Engineはこれまでに比べ圧倒的に廉価に利用することが可能に。低価格化も加速している。
(参考)GDCで公開されたトレーラー
■【GDC 14】CrytekがCry Engineのサブスクリプションプログラム「EaaS」を正式発表、月額9.9ドルでロイヤリティは無し | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト
同じくグラフィックエンジンのCryEngineも低価格路線。各エンジンの裾野を広げようとすえる姿勢が伺える。
(参考)Crytech公式サイトのリリース(英文)
■【GDC 2014】米MS、DirectX 12を発表。より“ダイレクト”な3D APIへ進化 – GAME Watch
DirectXも4年ぶりに新たなバージョンへ!
デバイス関連
■Oculus Rift Development Kit2 の予約数は開始36時間で1万2500件を越す―VR Focus(英文)
GDCでDevelopment Kit2の発表を行ったOculus Rift。さっそく全世界からの注文が殺到しているようです。筆者も注文しました!
■電撃 – 【GDC 2014】ソニーの『Project Morpheus』ってどうよ? 実際に試遊した日本の『Oculus Rift』ソフト開発者からその評価を聞いてみた
Oculusに対してソニーが発表したProject Morpheus。名前と見た目がカッコイイ…。PS4用とのことですが、今後VRデバイスを巡る動きが気になります。
(関連)「PS4だから実現できたProject MorpheusとVR」 SCE吉田氏インタビュー(前編):GDC2014
(関連)Project Morpheusとvs. Oculus Rift: VRデバイスをめぐる戦いがもたらす効果ーForbes(英文)
■[GDC 2014]Oculus VRがRiftの開発キットで得た知見による「バーチャルリアリティ開発のベストプラクティス」 – 4Gamer.net
プレイヤーの身長の設定などいかに没入感をリアルなものにするかの考察。
■【GDC 2014】ウワサのValve「Steam Machines」を触ってきた! – GAME Watch
Steamを提供するValveが出したコントローラー。評価はイマイチのようだが、3Dプリンターで作ったプロトタイプを出品していた模様。
■GDCの裏側で:イカした手作りのゲームコントローラーたちーengadget(英文)
テントに顔突っ込んでたりとか、スクリーンが見えなくて木の板があるだけとか色々と斬新すぎてもう訳が分からないよ。