もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2024年おすすめフリゲ・インディーゲーム17選

インディーゲーム,フリーゲーム,特集

2024年も様々なフリーゲームやインディーゲームが登場した。 これまでにも幾多の作品を紹介してきた弊誌もぐらゲームスも2014年3月の開設から10年を数えることとなった。10年という長きに渡って続けることができたのは、ひとえに読者の皆様からの支持の賜物といえる。これから先も変わらぬご愛顧をお願いしたい。

本稿では、もぐらゲームスの執筆陣が、2024年にプレイしたゲームの中で特におすすめできるフリーゲーム・インディーゲーム17作品を一挙特集する。
各執筆者が2024年に遊んだ中で心に残った作品の数々を紹介していくので、気になった作品があればぜひ手に取って遊んでみていただきたい。

昨年の記事はこちら。
もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2023年おすすめフリゲ・インディーゲーム17選

将軍 対決

『将軍 対決』(Shogun Showdown)はRoboatino氏が制作したターン制ローグライトバトルゲーム。国内パブリッシングはGamera Gamesが行い、日本語表示に対応している。日本時間2023年6月27日よりアーリーアクセスが開始された後、2024年9月6日に正式リリースされている。

プレイヤーは将軍との対決を目指して軍勢との戦いを繰り広げていくことになる。戦場は横1軸のみのフィールドとなっており、この中で移動と攻撃を繰り返して敵を倒していく。攻撃は画面下にある攻撃札を自キャラクターにセットしてから発動するという形式をとっており、最大3枚までセットして連続して攻撃を発動させることが可能。敵を全滅させるとステージクリアとなり、報酬として攻撃札の獲得や強化を行うことができる。敵の攻撃を受け体力が無くなってしまった場合は最初からやり直しとなる。

本作では自分と相手が交互に行動するターン制を採っているが、攻撃札のセットや左右の振り向きも1つの行動としてカウントされることから、慣れないうちは攻撃の準備をしているあいだに敵からの攻撃を受けてしまいがち。しかしその点を把握してターン数や間合いを逆算して敵の攻撃を先んじてかわしたり、攻撃札の複数セットから連続攻撃で1度に多数の敵を倒したり、吹き飛ばしや入れ替えなどを使って同士討ちを誘うといった計算して狙い澄ました行動が取れるようになった時の”ツボにはまった”感覚の気持ち良さがたまらない。戦術を練る楽しさの根元的な部分を体感できる作品だ。
(真野 崇)

[基本情報]
タイトル:『将軍 対決』(Shogun Showdown)
制作者: Roboatino
クリア時間: 1周35分~
対応OS: Windows , PlayStation4/5 , Nintendo Switch, Xbox One
価格: $11.99 / ¥1700

ダウンロードはこちらから
(Steam)

(PlayStation Store)
https://store.playstation.com/ja-jp/product/HP3256-PPSA23636_00-P5SHOGUNSHOWDOWN

(My Nintendo Store)
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000085840?srsltid=AfmBOooCnh1pOdiwgndwYCpDbqnUuUpQPe8qJBx4KVhIuHqrVMmKhKvX

(Microsoft Store)
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/shogun-showdown/9nzb4gx5pq82

ユメノメイキュウ

GGG’s『ユメノメイキュウ』はタワーディフェンスにローグライト要素を付与した戦略ゲーム。2023年7月17日よりアーリーアクセスが開始された後、2024年10月19日に正式リリースされている。人の夢の中に潜り込む力を持つ夢魔「アステリア」が、かつて世界を形作ったとされる古き神との契約を持つ人物の深層意識の中へと迷い込んでしまい、そこからやがて世界の存亡を巡る事態へと立ち向かうことになる。

本作は迫りくる侵食に追いつかれないように敷き詰められたパネルを掘り進めるパートと、味方キャラクターやトラップを配置して侵食の中から現れる敵を撃退しアステリアを守るパートを交互に繰り返して進行する。自分で掘り進めた迷宮がそのままタワーディフェンスの戦場となるのが最大の特徴で、パネルによるキャラやトラップ等の戦力の獲得と、敵の侵攻ルートのコントロールをどう両立させていくかが悩ましい。加えて時折発生するランダムイベントによって盤石だったつもりの防御態勢を崩されることもあり油断ならない。

パネルから獲得した味方キャラクターは自身のクラスに応じて様々なスキルを覚え、クラスチェンジの際にはそれまで覚えていたスキルを残しておく事もできる。これを活用して魔法も使える剣士といったように理想のスキル構成を持つキャラを育て上げる育成ゲームとしても楽しめる。育てたキャラは別のステージに持ち越して使用可能だ。

作中の台詞を借りるなら、「穴を掘る。それが面白い」。つい無心に掘り進めて時間を溶かしてしまう一作だ。
(真野 崇)

※関連記事: Indie Games Connect 2023で見つけた注目インディーゲーム7選

[基本情報]
タイトル:『ユメノメイキュウ』
制作者: GGG’s
クリア時間: 15時間~
対応OS: Windows
価格: ¥1500

ダウンロードはこちらから
(Steam)

Arctic Eggs

焼くんだよ
目玉焼きを

両面焼きでさ

ちなみに筆者は片面焼き派である。『Arctic Eggs』はThe Water Museum氏らが制作した3Dクッキングアドベンチャーゲーム。同氏がゲームジャム「BIGMODE Jam 2023」に投稿した作品を発展させたものとなっている。2024年5月16日よりSteamならびにitch.ioにて配信が開始され、日本語表示にも対応している。

プレイヤーは鶏商人に扮し、閉ざされた南極のスラム街で違法目玉焼きを焼いて人々の空腹を満たしていきながら南極からの脱出を目指す。目玉焼きは両面を焼く必要があり、マウス操作でフライパンをスナップさせて玉子をひっくり返さなければならない。玉子がフライパンの外に落ちてしまうとやり直しとなる。玉子はかなりつるつる滑るため、うまく玉子を返せるようになるまでに多大な根気と修練を要求する操作の手強い作品となっている。

また、客からのリクエストに応じて付け合わせとして肉や魚、香り付けのタバコやら何やらとんでもないものも一緒に焼くことになる。ところどころに挟まる妙に哲学的な台詞の数々や、寒々しく粗さのあるビジュアルも相まってシュールレアリズムを感じてしまう作品だ。
(真野 崇)

[基本情報]
タイトル:『Arctic Eggs』
制作者: The Water Museum
クリア時間: 4時間~
対応OS: Windows , Macintosh , Linux
価格: $8.99 / ¥1200

ダウンロードはこちらから
(Steam)

(itch.io)

漆黒の竜と亡国の王女

『漆黒の竜と亡国の王女』はもねこ氏が制作したSRPG。2024年6月24日よりふりーむ!にて公開されている。
舞台は魔道と科学が入り混じる世界。インペリウム帝国の侵攻により国を追われたアストルム王国の王女「アルステラ」は、潜伏先の古代遺跡で邪竜「メルム」を身に宿す青年「アインス」と出会い、アルステラはアインスの力を借りて祖国の奪還に挑むことになる。

戦闘においては戦場を横から見たようなマップの上部に「飛空領域」が設定されており、飛行可能な特定のユニットのみが侵入可能となっている。黒竜の化身であるアインスを軸に空中戦をどう制するかが戦略上のポイントのひとつだ。

また、キャラクターを成長させるための経験値はステージクリア時にまとめて入手してから分配する方式となっている。戦闘中は経験値の配分を気にすること無くのびのびと戦えるほか、お気に入りのキャラクターに経験値を一気に注ぎ込んだり、逆に経験値の投入を抑えて「チャレンジバトル」に挑むといったプレイスタイルが選べる。

キャラクター造形がかわいらしく衣装も変更できたり、突如として始まるアイドル対決などの一方でアルステラやアインスが背負う運命もあり、時に明るく時に切なく楽しめる一作となっている。アインスを筆頭に一部の登場人物は前作にあたる『白銀の竜と楽園の少女』から繋がりがあるので、先に前作をプレイしておくとより感慨深く物語を楽しめるだろう。
(真野 崇)

[基本情報]
タイトル:『漆黒の竜と亡国の王女
制作者: もねこ
クリア時間: 20時間~
対応OS: Windows
価格: フリーウェア

ダウンロードはこちらから
(ふりーむ!)
https://www.freem.ne.jp/win/game/32619

黒き竜と黄昏の書[Failed]

もうひとつ、黒い竜のお話を。『黒き竜と黄昏の書[Failed]』は、薙沢ムニン氏制作のファンタジーノベルゲーム。2024年6月4日よりBOOTH他で公開されている。これまでに『▼スライム娘は人間と友達になりたいようだ』などのノベルゲームを制作してきた同氏が10年来温めてきたという集大成的な位置付けの作品となっている。

「人類の敵たる黒き炎の竜を、殺せ」
物語は竜殺しと呼ばれる戦士が、迷いの大森林に巣食う黒炎竜を退治するよう依頼を受けるところから始まる。森を進んだ竜殺しは遂に黒炎竜と対峙するが…。選択肢のほかにクリックによる探索要素があり、探索した場所に応じて「星の断片」と呼ばれるTipsを収集することができる。また、物語が進むと黒炎竜側の視点や竜殺しの過去なども回想として明らかになっていく。

[Failed]と銘打たれた通りの「失敗した」物語であり、何かが好転するような事態は訪れない。悲劇こそ喜劇なり、それが救いにはならないことなどわかっていながらも、彼らはどうすればよかったのか?という事に想いを馳せずにはいられなくなる。そして時には、その行為の露悪さをも、本作は突きつけてくるのである。
(真野 崇)

[基本情報]
タイトル:『黒き竜と黄昏の書[Failed]
制作者: 薙沢ムニン
クリア時間: 3時間~
対応OS: Windows , ブラウザ
価格: フリーウェア

ダウンロードはこちらから
(BOOTH)
https://booth.pm/ja/items/5861137

(ノベルゲームコレクション)
https://novelgame.jp/games/show/9861

(フリーゲーム夢現)
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_12373.html

Sheepy: A Short Adventure

突如、意志を持って動き始めたヒツジのぬいぐるみとなって、何かの文明があったと思しき地下世界を冒険する短編アクションゲーム。1本道の地続きで成り立ったフィールド、罠などに1回でも触れれば即座にやられてしまう1発アウトの仕組みなど、ゲームの骨組みは“雰囲気系”とも称されるアクションゲームを踏襲している。

ただ、細かいブロックに分けられたステージを順に攻略していくのではなく、探索型のアクションゲームを思わせる広いフィールドを進んでいく形になっているのが大きな特徴。それにちなんでか、ヒツジのアクションが途中で追加され、できることが増えるアップグレード要素もある。しかし、本編は1本道で進む構成ゆえ、真っ当な探索型アクションゲームとは言いがたい内容なのもひとつの特徴となっている。

クリアまで50分~1時間半ほどと、ボリュームは小さい。しかし、物足りなさは一切感じさせないという、密度濃いめの内容が大きな魅力。特にアスレチックに探索、戦闘と、雰囲気系と探索型それぞれのアクションゲームの美味しいところを抽出し、起伏をしっかり表現した構成がそれを際立たせている。幻想的で、どこか荘厳な雰囲気も秘めたグラフィックと音楽も、一連の魅力を引き立てる。

短めながら、中身が濃くて確かな充実感が得られるアクションゲームをお探しの人には強くオススメしたい1本。ゲーム内言語は日本語未対応だが、英語が読めないと行き詰まるような場面はほとんどないため、安心していただきたい(※ちなみに今後、アップデートで日本語を含む多言語に対応予定とのこと)。また、YouTubeでは公式のサウンドトラック動画も公開中。音楽がお気に召したらこちらも要チェックだ。
(シェループ)

※紹介記事:ぬいぐるみのヒツジちゃん、謎の地下空間を征く。密度濃いめな無料短編アクション『Sheepy: A Short Adventure』

[基本情報]
タイトル:『Sheepy: A Short Adventure』
開発:MrSuicideSheep
クリア時間:50分~1時間半
対応プラットフォーム:Windows
価格(税込):無料
備考:Steam Deck非対応

◇ダウンロードはこちら
・Steam

イーザディアの迷宮

はるか昔に封印された魔王が生み出した、千変万化の姿を示す魔窟「イーザディアの迷宮」。その最下層100階で復活した魔王は、冒険者のひとりによって倒される。だが、本体は101階以降にあった!

そんな「今度こそ魔王をぶっ倒す!」と(たぶん)誓った冒険者になって、魔窟最下層を目指すアクションアドベンチャーゲーム。攻撃は敵に直接体当たりするだけと、細かい操作を必要としない簡単設計となっている。

操作とアクションがシンプルなのに対し、戦闘周りは敵それぞれの「色」の属性と合致する武器を装備し、時に切り替えて対応するという具合にかなり個性的。それらの武器切り替えがメニュー画面からはできず、マップに置かれた5色のクリスタルを調べて実施するのもユニーク。迅速な切り替えを可能にするため、個々のクリスタルに武器を事前登録し、準備を整えるというのも一風変わった戦略性を演出している。

そんな色と事前登録がカギを握る、なかなか考えさせられる戦闘システムが最大の魅力。体当たりするだけの簡単設計とは裏腹の遊び心地と、システムの仕上がりには、発想と工夫の勝利と言えるものを実感させられるだろう。ゲームバランスもローグライク由来のランダム要素も合わさって、緊張と弛緩が交差する独自の手応えを表現。それでいてペナルティはゆるく、遊びやすい塩梅になっている。

シンプルながらもシステムが凝っていて、遊び応えがある。そんな特徴に惹かれるものを感じたならぜひ、遊んでみていただきたい傑作だ。

だが実のところ本作の真の魅力はストーリーと演出だったりする。確かに戦闘周りも作品の魅力と言えるのだが……これ以上は“心の準備”をした上で本編をお確かめいただきたい。そして、何かしらに出くわした時に次のひと言を思い浮かべよう。……受け入れナさイ。
(シェループ)

※紹介記事:今度こそ、魔王を倒せ―『イーザディアの迷宮』は、緊張と弛緩が交差し続ける戦闘が見所のアクションADV……なのか?

[基本情報]
タイトル:『イーザディアの迷宮』
作者:編み星
クリア時間:3~4時間
対応プラットフォーム:Windows
価格(税込):無料
???:恐怖、激しい言葉づかい、幻覚

◇ダウンロードはこちら
・フリーゲーム夢現
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_12365.html

DEVIL BLADE REBOOT

十三機兵防衛圏』『ユニコーンオーバーロード』などで知られるヴァニラウェア所属のデザイナー、シガタケ氏が過去に制作したステージクリア型縦シューティングゲーム『デビルブレイド』のリメイク作品。小型高火力戦闘機「シャイニング」を操縦し、軍事大国「ゾーク」の軍勢とその首領を討つ、強襲作戦に挑むという内容。

アイテム取得による自機の強化や撃墜に伴うパワーダウンは無しと、ゲームデザインは取っつきやすさを重視。被弾を1回防ぐ「シールド」が獲得しやすいなど、ゲームバランスもユルめに調整されている。だが、高得点稼ぎを意識した場合は別。「バーサク」という敵への接近攻撃を仕掛け続けると発動する、スコア倍率5倍&敵強化のシステム活用の上での立ち回りが必須となり、やり応えがグンと上がる。

それでも、クリアだけなら気軽に楽しめる“やさしい”作りが最大の魅力。難易度選択以外にも、プレイ中に集まった「コイン」を支払うことによる残機最大値の上昇などのやさしくする選択肢が豊富で、ジャンルの初心者から苦手な人まで幅広くフォローしている。敵弾の弾道(射線)表示、それによる初見殺し要素の少なさも特筆に値する。一連の魅力が重厚なグラフィックの見た目とギャップがありすぎるのも面白いところだ。

もし、これからシューティングゲームにデビューするという人には、声を大にしてオススメしたい傑作。“やさしさ”のみならず、上級者向け難易度「INFERNO」もシューティングゲーム好きを震え上がらせること必至の遊び応えである。

燃えるシチュエーションが相次ぐ各ステージ、それらと見事にマッチした音楽などの映像、演出周りの仕上がりも素晴らしいものがあるので、そちらも要チェックだ。
(シェループ)

※紹介記事:硬派で”やさしい”縦シューティング『DEVIL BLADE REBOOT』は、ジャンルの入門編としても最良の傑作だ

[基本情報]
タイトル:『DEVIL BLADE REBOOT』
作者:シガタケ(SHIGATAKE GAMES)
クリア時間:30~40分(1周)
対応プラットフォーム:Windows
価格(税込):1,800円

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・Steam

Victory Heat Rally

個性豊かなドライバーたちが乗り込むレーシングカーを操縦し、さまざまなサーキットを舞台に開催されるライバルたちとの競争に挑む、ドが付くほど王道のレースゲーム。2020年初頭からゲーム販売・投稿サイト「itch.io」で無料デモが公開されていた作品で、約4年の時を経て発売を迎えた。製品版はデモ版とは異なり、日本語にも対応している。

レーシングカーは2Dのドット絵、背景はローポリゴンの3DCGという、現代と過去のハイブリッドなグラフィックが特徴。システム面ではアイテムや加速装置(ダッシュバン)が一切ないため、ドリフトによる加速(ブースト)が勝利のカギを握る。また、シングルモードはアクションゲームのようなステージクリア形式で展開。その脇道に特殊ルールのミニレースも設けた、少し変わった構成になっている。

とにかくドリフトの気持ちよさが格別。ゲームっぽさ全開の心地よい効果音と演出も相まって、単純にカーブを曲がるだけでも気持ちいい。スピード感も冷や汗が出るほど素晴らしく、常時60fpsを維持。さらにカーブのたび、豪快に画面が傾くため(※オプションで調節可能)、自然に身体も釣られて動いてしまう。レースゲームとしても“操縦テクニックがすべて”という、理不尽さ皆無の安定感バツグンなゲームバランスが異彩を放つ。

かわいらしいキャラクターデザインに象徴されるように、全編とても明るくて、楽しい気持ちにさせてくれる作品。レースゲームにはリアルさよりも、ハチャメチャで愉し気なノリを求めているという人には確実に刺さるものを持った傑作だ。繰り返しになるが、ドリフトの気持ちよさとスピード感は桁違い。とは言え、静止画と文字ではその魅力を伝えるのは難しい。なので、少しでも気になったなら体験版をお試しあれ!

なお、2024年12月12日にはNintendo Switch版も発売された。PC版との大きな差異はなく、こちらでも常時60fpsの冷や汗モノのスピード感と、爽快なドリフトを存分に味わえる。携帯モードとの相性も抜群なので、寝っ転がりながら遊びたいとの思いがあるなら、ぜひSwitch版を!(※ただ、PC版と違って体験版はないためご注意を)
(シェループ)

※紹介記事:冷や汗が出るほどに速く、ドリフトがメッチャ気持ちいいレースゲームをお探しながら『Victory Heat Rally』ですよ!

[基本情報]
タイトル:『Victory Heat Rally』
開発:Skydevilpalm(※販売:Playtonic Friends)
クリア時間:6~7時間
対応プラットフォーム:Windows、Nintendo Switch
価格(税込):2,300円(Steam)、2,800円(Nintendo Switch)

◇購入はこちら
・Steam

・Nintendo Switch
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000089403

椿屋敷の亡霊

過去、捜査終了となってしまった連続殺人事件の真相を解明するため、「御影探偵事務所」所長の孫「御影吹郎(みかげ ふくろう)」と助手の「小戸森日向子(こともり ひなこ)」の2人が挑む推理小説ゲーム。ノベルゲームではなくて推理小説ゲームである。大事なことなのでもう一度言おう。推理小説ゲームだ。

なぜかと言えば、ゲーム開始早々に「目次」が堂々と表示されるため。

また、登場人物になりきる、一連の事件を読者として俯瞰しながら考えるという2つの視点をゲームシステムおよび、ストーリーに落とし込んでいるのも理由のひとつ。前者は「物語パート」、後者は「推理パート」と名付けられており、それぞれが視点特有の表現やシステムを駆使して展開される作りとなっている。

それもあって、本作はノベルゲームではなく、推理小説ゲームと称すのが適切と感じるほど、“らしさ”が色濃く表れた内容に仕上げられている。ストーリーも分岐のない1本道な点で小説らしさがありつつ、昭和を舞台にしたミステリーにありがちなネタが相次ぐ展開がちょっぴり笑いを誘う。もちろん、思わず見入ってしまうスリリングな場面も多く、特に結末を迎えた後は、衝動的に2周目を始めたくなってしまうだろう。

登場人物の立ち絵、イベントごとの1枚絵(スチル)のバリエーションも豊富と、グラフィック面も並々ならぬ力が注がれた仕上がり。昭和ミステリー好きに限らず、この推理小説なゲームデザインに少しでも関心を抱いたのなら、迷わず遊んでみてほしい力作だ。
(シェループ)

※紹介記事:文字通りの“推理小説ゲーム”『椿屋敷の亡霊』2つの視点から事件を考察し、隠された真相を暴け

[基本情報]
タイトル:『椿屋敷の亡霊』
作者:腐乱ぼわーず
クリア時間:4~5時間
対応プラットフォーム:Windows、ブラウザ
価格(税込):無料

◇ダウンロード・プレイはこちら
https://novelgame.jp/games/show/10313

Cosmic Kitchen<コズミックキッチン!!>

カレー屋を営む少女「マチコ」が、ひょんなことから星光の騎士「アストライヤー」へと変身する力を手に入れ、街で暗躍する悪の組織「秘密結社ブラックバタフライ」と戦うことになるストーリーを描く変身ヒーローRPG。「どういう組み合わせだよ」と物申したくなるかもしれないが、そういう組み合わせである。

そして、本作の最重要要素が「カレー作り」である。カレーを作って食べて各種ステータスの底上げを図り、街で暗躍する悪との戦いに立ち向かうのだ。もちろん、アストライヤーへの変身も大事。ただし、「コスモパワー」というゲージを一定量貯めることが変身の条件のため、「ウェポン」と呼ばれる射撃武器や、同行する仲間の力を借りて戦うのが基本戦術となる。なお、戦闘システムは敵味方が入り混じって行動するコマンド選択型だ。

題材からして奇抜だが、それ以上に圧巻なのがシステムの物量。なんとゲームが進むたびに新要素が解禁されては、戦術が一変することを繰り返す驚愕の構成になっている。さながら調味料追加で味の変化を繰り返すカレーのように、だ。

しかも、それは戦闘に限ったことではなく、マップの探索やキャラクター育成でも発生。序盤と終盤とで遊び心地がほとんど違うと言っていいぐらいに化けるのだ。

ボリュームもエンディングまで10時間程度ながら、味の濃さもあって体感時間は実質2~3倍。ストーリーも変身ヒーローの王道を地で行くと見せかけて、壮大なSFモノへと変貌するという見所付きである。

これぞまさにカレーそのものと言ってもいい、衝撃の力作RPG。遊べば遊ぶほどに分かる、この圧倒的カレー感!カレー好きなら遊ぶべし!システム重視のRPGが好きな人もやるべし!こいつはマジで濃いぞ!
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『Cosmic Kitchen<コズミックキッチン!!>』
作者:MS-R
クリア時間:10~11時間
対応プラットフォーム:Windows、ブラウザ
価格(税込):無料

◇ダウンロード・プレイはこちら
・ふりーむ!
https://www.freem.ne.jp/win/game/32818

・フリーゲーム夢現
https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_12638.html

・PLiCy
https://plicy.net/GamePlay/183461

スペルトナエル

呪文を書くだけで簡単に魔法が使える不思議な魔導書を手にした主人公「ツーシュペート」の冒険を描く50音表弾幕ローグライト。公式には「キーボード弾幕ローグライク」というジャンル名が付けられている。カタカナの50音表といっしょに、敵モンスターと1対1のローグでライトなリアルタイム魔法バトルを繰り広げるゲームである。

なんのこっちゃだが、要は弾幕が降りかかるなか、50音表の上を「ハート」として走り回り、魔導書に記録された魔法の呪文を1文字ずつ入力していく形だ。呪文を入力し終えると魔法が発動。それで敵を攻撃し、制限時間内に倒すことを目指す。

ただ、戦闘が進むにつれて敵のステータスが上昇していくため、攻撃と並行してこちらのステータスを上昇させる魔法を調達し、使っていくことが重要となる。調達のためのお金を稼ぐのもまた然り。

操作は移動だけと凄く簡単だが、戦略として考える要素が豊富でやり応え抜群。特にステータスアップがカギを握るバランスと、制限時間のシステムが絶妙にプレイヤーを焦らせる。魔法の調達においても、50音表の文字配置から連続発動しやすい組み合わせを探し出すという部分が本作独自の戦略性を演出。強くなるほどインフレが加速していく数値も圧巻で、兆超えの数値が飛び出す瞬間は笑ってしまうこと請け合いだ。

いわゆるデッキ構築型ローグライトに該当するゲームだが、50音表、呪文(文字)入力の2要素によって実現した強烈な独自性と戦略性を持つ。弾幕という点で抵抗を持つ人もいるかもしれないが、防御力上昇による無敵化、召喚した動物を盾代わりにするなどの対抗策が豊富で、意外に軽い気持ちで楽しめる作りだ。実はストーリーも心揺さぶる見所を秘めた、意外性バツグンの傑作である。ローグライト(特にデッキ構築型)好きならぜひ。
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『スペルトナエル』
作者:おまど
クリア時間:20分(1周)、5~12時間(エンディング目的)
対応プラットフォーム:Windows
価格(税込):320円

◇ダウンロードはこちら
・Steam

THE LAST WISH(Ver2.0)

記憶喪失の兄弟に降りかかる過酷な運命を描くRPG。1990年代後期の王道ファンタジーRPGを強く意識した作品で、当もぐらゲームスでも「制作途中フリーゲーム3+α選(2022年12月号)」で取り上げたことのあるタイトル。2023年12月に完成版が公開され、2024年8月に「Ver2.0」のアップデート実施で、大規模な改修がなされた。

RPGとしては王道を地で行く内容。ただ、戦闘においては「スタガー」なる独自要素を実装。敵を攻撃してそのゲージを満タンにし、ダウン効果のあるスキルを使うことで、相手を一時的に行動不能にして追い打ちをかける戦術が可能になっている。

ほかにも攻撃を繋げるほどダメージの総量が増える「コンボ」、サブイベントを通して出会ったキャラクターを装備(?)し、その固有スキルを使用可能にする「アシストキャラ」なる個性的なシステムが用意されている。

特に面白いのはスタガーを駆使した戦術で、弱点属性とコンボ、そして強力なスキルと重ね合わせた一撃を加えられた時の快感は格別。戦闘難易度もスタガー、アシストキャラなどのシステム活用が試されるバランスで、中でもボス戦は非常にやり応えのあるものに仕上げられている。演出もドット絵のキャラクターたちによるアニメーションで表現するところに、1990年代後期らしさへのこだわりが現れている。

初期バージョンは戦闘テンポに課題があったが、その辺は「Ver2.0」で大きく正された。さらにはストーリーにも補強が図られ、全体的な掘り下げが深まっている。それもあって、初期バージョンをすでに遊んだ人も改めて体験してみる価値あり。未プレイなら、まさに今である。昔ながらの王道の良さを描きつつ、システム面での工夫が光る良作ここにありだ。
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『THE LAST WISH』(Ver2.0)
作者:From Scratch
クリア時間:8~10時間
対応プラットフォーム:Windows、ブラウザ
価格(税込):無料

◇ダウンロード・プレイはこちら
・ふりーむ!(ダウンロード版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/31811

・ふりーむ!(ブラウザ版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/31818

・PLiCy(ブラウザ版)
https://plicy.net/GamePlay/185032

Resistentia -レジステンツィア-

生存圏の大半を魔物たちの大群に奪われた人類が、英雄と呼ばれる主人公指揮のもと、決死の反抗作戦に出る模様を描くターン制シミュレーションRPG(SRPG)。その反抗作戦とは「カラディア島」なる、小さな島を反撃の橋頭保にするというもの。主人公ことプレイヤーは、作戦のために集められた精鋭たちを指揮して、拠点の確保と、島を支配する魔物たちとの戦いを繰り広げていく。

ユニットを指揮しての戦闘に限らず、彼らの所属する部隊の資金・物資の管理も必要とされる運営要素多めの作りが最大の特色。日数の概念もあり、それにちなんだ要素も多数盛り込まれている。特に収入と支出が確定する「精算フェーズ」は重要で、ここでマイナスが出てしまうと問答無用でゲームオーバー。指揮するユニットにも「負傷」の概念があり、戦闘終了後の症状によっては、一時的な戦力ダウンに陥る危険も付きまとう。

そんなマップ攻略だけに終始しない込み入ったゲーム内容と、それらが醸し出す高い中毒性が魅力。SRPG部分の作りは定番寄りだが、運営周りのシステムとの絡みによって、独自の戦略性を確立させている。中でも魔物の死体などを分析・開発し、新装備や効果的な共通スキルを編み出す「研究室」はその象徴。ユニットの育成も選択に応じて変わる個人スキルを始め、検証しがいのある要素が盛り沢山である。

要素が豊富なりのハードルの高さはあれど、ゲームオーバーで最初からやり直しとなるペナルティや、「〇日までに作戦を遂行せよ!」といった時限要素はなく、意外に遊びやすい。何より、やり込み意欲を刺激する見所尽くしなので、ハマればプレイ時間3桁超えもあり得るほど骨太な遊び心地のSRPGに仕上がっている。システム面の個性強めのSRPGが好きな人には特にオススメ。全編、戦略的判断の連続な反抗作戦に挑もう。
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『Resistentia -レジステンツィア-』
作者:海のお魚パーティー
クリア時間:15~30時間
対応プラットフォーム:Windows
価格(税込):無料

◇ダウンロードはこちら
・ふりーむ!
https://www.freem.ne.jp/win/game/32643

・フリーゲーム夢現
https://freegame-mugen.jp/simulation/game_12619.html

Minishoot’ Adventures

地下より現れし「疎外されし者」と配下の赤いドローンたちを撃退し、捕らわれた仲間たちの救出と世界の解放に挑むシューティングアドベンチャーゲーム。

ちなみにプレイヤーの操作する自機は、戦闘機ではなくて生命体。生命体だから中の人は居ない。中の人は居ないのだ(重要)。

内容を端的に紹介するならば、戦闘周りがツインスティックシューティングのアクションアドベンチャー。身も蓋もなく言えば、シューティング版『ゼ●ダの伝説』である。遊び方も広大なフィールドやダンジョンマップを探索し、仕掛けを解いたり、敵と戦ったり、主人公の能力を拡張させるアイテムを獲得しながら進めていくというもの。敵を倒すと経験値が入り、一定量に達するとレベルアップするシステムもある。

それら2つのジャンルが自然に融合したゲームシステムの違和感のなさが大きな魅力。「混ぜても自然」と表せるほど綺麗に融合し、双方のゲームとしての醍醐味が見事に表現されている。特にミスしても貯めた量が維持され、レベルアップの機会が増す経験値周りの仕組みは、ツインスティックシューティングとしての遊びやすさを引き立てている。探索周りもシューティングとしてのテンポを踏まえ、複雑なパズルはひとつも設けないスタンスが取られており、それが遊びやすいアクションアドベンチャーを確立させている。

ほかにも難易度選択にエイムアシスト、無敵モードなどの遊びやすい環境を作れるフォローが充実。それでいてボリュームも申し分なく、全要素を堪能するだけでも20時間以上は要する充実ぶりだ。

これ1本でアクションアドベンチャーとツインスティックシューティング2つ分の栄養が取れてしまう作品。両方、もしくは片方のジャンルが好きな人なら迷わず遊ぶべし。どの要素もしっかり面白くて満足できる傑作だ。
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『Minishoot’ Adventures』
開発:SoulGame Studio
クリア時間:10~12時間
対応プラットフォーム:Windows、macOS
価格(税込):1,700円
備考:Steam Deck互換性あり

◇ダウンロードはこちら
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三十路だけど狂戦士やってます

とある企業に営業職として務める「尾野神恭子(おのがみ きょうこ)」は、30歳の誕生日を迎えたその日、異世界へと転移。突如現れた魔王を倒すため、魔法使いとして……のはずが、斧を振り回す狂戦士(バーサーカー)として戦うことになった。

そんな訳で、斧の圧倒的な力を振るって迫りくるモンスターたちをしばき倒して、魔王も一刀両断じゃい!……というオープニングと共に幕を開ける短編アクションRPG。

設定からしてツッコミどころ満載で、斬新さすらあるストーリーを最大の特色とする。アクションRPGとしては、「シンプル・イズ・ベスト」を地で行く作り。とにかく斧を振り回してモンスターを叩き斬り、主人公をレベルアップさせ、時々貯まったお金で回復アイテムを買い込んでゴリ押せばいい。まさに頭を空っぽに楽しめる、お気楽“無双系”アクションRPGとなっている。

ネタ成分の強い本作だが、実は妙な世知辛さを内に秘めた作品でもある。特にそれが色濃く出ているのがストーリー。オープニングからして、ギャグ系の内容を想像するかもしれないが、実は終盤にシリアスで闇深い展開が待ち受けている。

詳細は見てのお楽しみだが、おそらく色んな意味で笑えなくなってしまうだろう。主人公の恭子も性格、行動原理の面で妙な現実味があるため、人によっては件の展開に共感、あるいは不快感すら覚えてしまうかもしれない。

若干、勢いに任せすぎた荒々しい部分も散見されるが、遊べば心に粘り気のある黒い“なにか”がまとわりつく作品。アクションRPGとしても手軽に遊べるほか、クリア後のやり込み要素なども取りそろった内容にまとまっている。あまり細かいことを考えず、敵を倒しまくる爽快感を味わえるゲームをお探しの人にもおススメだ。

ただ、繰り返しになるが、ちょっとした闇を持っているため、心の準備をお忘れなく。
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『三十路だけど狂戦士やってます』
作者:プラネット
クリア時間:2~3時間
対応プラットフォーム:ブラウザ
価格(税込):無料

◇プレイはこちら
・PLiCy
https://plicy.net/GamePlay/183287

・ふりーむ!
https://www.freem.ne.jp/win/game/32530

最強の漫画ができちまったぜ!

漫画家「憂内 角郎(うれない かくろう)」はデビュー以降、連載作品が鳴かず飛ばず。先日も2回目の打ち切りを食らってしまい、また新しい作品を考えることになった。だが、彼は“最強の漫画”を生み出すとっておきの秘策を思いついた。

その秘策とは、「有名な漫画の要素をほぼそのまま組み合わせ、新しい作品を作る」である!

そんな有名漫画のテーマ(キーワード)を複数繋ぎ合わせて、最強の漫画を作り上げる工程を楽しむ短編アドベンチャーゲーム。用意されたテーマは「海賊」「5歳児」「世紀末」「エジプト」「巨人」といった、思い当たる節がありすぎるものばかり。それを4つ組み合わせることで、主人公の考える最強の漫画が出来上がる。そして、出来上がった作品を担当編集に連絡した結果、何が起こるのかを見届けるというのが基本の流れとなる。

なお、出来上がった最強の漫画の多くは大体、お察し通りのオチを迎える。

そして、それぞれのオチに「世間からの反応」が付くのだが、これが絶妙に腹筋を刺激するコメントばかりで強烈な印象を残す。

出来上がる最強の漫画も「おいいぃ!?」と血の気が引くほどギリギリで、発想が斜め上に限界突破したものばかり。それらの作品に対する編集の反応にも、色んな意味で恐怖を覚えるだろう。ちなみに本作の作者様は普段、ホラー作品を作られております。

1周約3~5分程度ながら、最強漫画のパターンは16種類と多く、すべてのオチと反応を確かめ尽くすだけでも結構な満足感が得られる。どこもかしこもツッコミどころしかないのに加えて、作品バリエーションの豊富さで妙な本気を感じさせる小さな力作である。さあ、有名漫画の要素を繋ぎ合わせて出来上がる最強漫画で人気作家となり、世間にチヤホヤされちゃおう!

そして、ツッコミ不在の悲劇を思い知っちまうがいいわ!
(シェループ)

[基本情報]
タイトル:『最強の漫画ができちまったぜ!』
作者:ライジング斉藤
クリア時間:3~5分(1周)、30~40分(16種類コンプリート時)
対応プラットフォーム:Windows、ブラウザ
価格(税込):無料

◇ダウンロード・プレイはこちら
・ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/9213

  • 真野 崇(@tacashi

    フリーゲームと共に四半世紀を生きるフリゲ馬鹿一代。
    フリーゲームのレビューブログ「自由遊戯黙示録」を経て、自身のフリゲ人生を集約した、フリーゲーム・同人ゲーム・インディーズゲームの年代記「自主制作ゲーム史論」を執筆。

  • シェループ(@shelloop

    様々なゲームに手を伸ばしたがる人。2D、3Dのアクションと手強めの戦略シミュレーションを与えると喜びます。

    Webサイト:box sentence