リズムに合わせて頭を振るVRゲーム『A Night at the Roculus』の中毒性が高かった
音楽を聴く時、ついついリズムに合わせて身体が動いてしまう、そんなときはないだろうか。
特に頭が動くのではないかと思う。その動きをゲームにしたのが、Oculus Riftで遊べる『Roculus』だ。
タイトルからは一体何かわからないが、一言で言ってしまえば曲に合わせて頭を振って動かしていくリズムゲームだ。
身体を動かすタイプのリズムゲームというと『Dance Dance Revolution』に代表されるような大掛かりなものがあるが、この『Roculus』は、家の外にでてゲームセンターに行ったり、専用のマットを買う必要はない。Oculus Riftさえあればプレイができてしまうのだ。
Oculus Riftに搭載された加速度センサーは首振りを認識する。その機能を使って頭をシェイクしてリズムをとるのがこのゲームだ。
もぐらゲームスによるプレイ動画はこちら。頭を振るので画面揺れが激しいこと、プレイも上手とはいえないことを断っておきたい。
リズムに合わせて頭を振ろう!
オープニングでPLAYに目線を合わせているとスタート。チュートリアルの後、1分半程の体験だ。
操作はカンタン。3種類の動きがあるので、画面に表示されたガイドに従ってリズムよく首を動かすだけだ。
緑のshurugは「肩をすくめる」。つまり横振り(これが意外と難しい)
頭を振る動きが、話題になった名曲と見事にマッチした体験
使用されている楽曲は、ダンス系ミュージックに詳しい人でなくても一度は聞いたことがあるかもしれない。ユーロビートでノリノリになれるHaddyawayの『What is Love』だ。
この頭の動きはジム・キャリーがコントで演技したことでも当時に話題になった。車に乗って3人で首を振りながら色々なパーティに乱入するという内容で、この『Roculus』の車に乗っている設定はこのコントに強く影響を受けたと思われる。
ジム・キャリーの無駄にキレのある動きはお手本になる。ぜひ挑戦してみてほしい(動画は非常に長いので注意)
まだ専用コントローラーがないOculus Riftだが、、OculusRiftに搭載された加速度センサーを使ったコンテンツはいくつかある。例えば、Oculus自体を軽く叩いた振動でメニューを選択したり、頷く動作をすると場面が進むというものだ。その動作自体はVRの中の自分と関係ないので、違和感になるのだが、今回の『Roculus』はリズムに合わせた頭の動きそのものをプレイの中に取り込んでいるという点で非常に自然だ。
同様にリアルの動きとVR内の動きが一致するコンテンツの例として、DK1用だが、日本人制作者@minoaiminoさんによる『公園彼女』がある。
『公園彼女』。公園のベンチで女の子とコミュニケーションをとるコンテンツだが、女の子のセリフに対して、「はい」の場合は首を縦に、「いいえ」の場合は首を横に振るとシナリオが分岐するシステムになっている。
リズムゲームが得意でない人にもぜひ楽しんでもらいたい本作、筆者はあまりにも楽しくて4回連続で遊んでしまった。しかも、最後の1回は立ちながら。普段ダンスは全くしないが、リズムに合わせて身体を動かすという楽しさを改めて感じさせられた。オススメの一作だ。
頭を振りすぎて首を痛めないように気をつけて楽しもう。
他のDK2対応ソフトの紹介はこちら
[基本情報]
タイトル A Night at the Roculus
制作者 Holden Link and Nic Vasconcellos
対応OS Windows、Mac
価格 無料
ダウンロード 公式サイトよりダウンロード(サイト下部の、WindowsかMacのロゴをクリックするとダウンロード開始)
[プレイ環境]
G-tune Netgear note i790SA1(ノート)
OS Windows 7 64 home
CPU Core i7-4700MQ 2.40GHz
メモリ 16GB
GPU GeForce GTX 870M
使用モード Extend
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