簡単かつ奥深い街づくりパズルゲーム『スバラシティ』ニンテンドー3DS版が配信予定

ニンテンドー3DS,パズル

2月8日、フライハイワークス株式会社は、街づくりパズルゲーム『スバラシティ』のニンテンドー3DS版を2017年2月15日(水)に発売することを発表した。配信価格は500円(税込)となっている。

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『スバラシティ』公式ページ
 
『スバラシティ』は、画面へのタッチでブロックをまとめて、ハイレベルな建物を作っていく「シティ創造パズル」というゲームジャンル。上の画面のように、初期の街は木や住民、素朴な家などが立ち並ぶ風景。どことなく牧歌的な感じが漂っている。複数つながっているブロックをタッチで、建物を「まとめる」。建物をたくさん「まとめる」と、ハイレベルな建物になる。
 
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本作はスマートフォン版が既にリリースされており、上記の画面で確認できるように、街にはいくつかの色がある。緑、黄緑、茶色だ(ゲームが進むと灰色のブロックも出てくるが、恐らく初手の難易度を下げるための工夫として、初期の街画面では灰色ブロックは出てこない)。

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同色のブロック同士は繋がっている。プレイヤーは繋がっているブロックのどこかをタッチすると、タッチした部分にブロックが集約される。集まったブロックは、そのブロックの上に載っていた家のレベルにあわせてどんどんレベルアップしていくのだ。ハイレベルな建物をたくさんフィールド上にためてから一度にまとめると、さらなる「ハイレベルな建物」が建つ。沢山の建物を建てて、最高ランクの都市「スバラシティ」を目指そう。

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このゲームはパズルゲームの定番的な要素を取り入れつつも、それを「街づくり」という世界観で味付けしたゲームだ。「街づくり」というと、『シムシティ』のように複雑なシミュレータを連想してしまうかもしれない。が、本作では「街づくり」という世界観をあえてシンプルにまとめている。このシンプルさが、スマートフォンゲームならではの「ついつい、ちょこちょこプレイしてしまう」という空き時間のプレイスタイルによくマッチしている。

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余り何も考えずに熱中できるという意味で、本作のシンプルさはとても良いものに感じる。何も考えずにひたすら街を集約していくという作業は若干シュールではあるが。無心になって街を集約させていく。そして新しい建物を見る、という作業にいつしか熱中していく。そして、気づけば街は大きくなっていく。この楽しさをぜひ味わってみてほしい。

[基本情報]
タイトル
『スバラシティ』
制作者 Ryuji Kuwaki(制作者様サイトはこちら
クリア時間 1プレイ5分~
対応OS iOS,Android,ニンテンドー3DS
価格 iOS,Android:無料,ニンテンドー3DS:500円

ダウンロードはこちらから
ニンテンドー3DS版(2月15日発売)
http://flyhighworks.heteml.jp/games/subaracity/

iOS版

アンドロイド版

Android app on Google Play

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。