小説化もされた名作フリーゲーム『タオルケットをもう一度』の新作が公開!

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(2/16編集追記:ジャンルの表記をふりーむ!掲載ジャンルに統一しました。)

あの名作フリゲRPGの最新作が登場!

フリーゲームの名作RPGとして人気のある『タオルケットをもう一度』。このゲームは多くのシリーズが生み出されており、小説化も行われた。フリーゲームのプレイヤーだけに留まらない層に親しまれつつある作品である。

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今回、シリーズの最新作である『タオルケットをもう一度0 空からクル乙女爆弾』が、フリーゲームのダウンロードサイトである「ふりーむ!」にて公開された。

ふりーむ! – タオルケットをもう一度0

『タオルケットをもう一度』シリーズは、公開当初からフリーゲームを遊ぶプレイヤーを中心に人気が高まり、2014年には小説化も行われた作品だ。シリーズの中では、ふりーむ!にて累計70,000ダウンロードされている『タオルケットをもう一度2』が特に人気作だろう。かわいいドット絵と衝撃的な物語という組み合わせで多くのプレイヤーの心を掴んだ作品だ。

そんなシリーズの新作である『空からクル乙女爆弾』は、前作『夜の海でお月様を釣る』から約2年半ぶりの新作であり、昨年に作者ブログで一時公開されたものの非公開となったゲームだった。今回は、外部のダウンロードサイトでの公開という事もあり、作者サイトにて一時的に公開されていた時にプレイ出来なかった人も遊ぶことが出来そうだ。

なお、このシリーズは長らくゲーム実況が禁止となっていたが、現在は作者ブログにてゲーム実況OKとされている。一般論として、ゲーム実況をする際は、かならずその時点でのゲーム実況への対応状況を確認しておきたいところだ。

制作者様ブログの実況・二次創作のガイドライン

名作RPGの新作である『タオルケットをもう一度0』。もぐらゲームスでも近日中にレビューを行いたい。

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。