インディーゲーム『The Girl and the Robot』 少女とロボットの冒険描くアドベンチャーが今夏発売予定。

アドベンチャー,インディーゲーム

2012年にモントリオールで設立されたインディゲーム開発スタジオ「Flying Carpets Games」が開発中のアドベンチャーゲーム『The Girl and the Robot』。kickstarterで4万ドル近くを集め、2014年に開催されたBitSummitでは「ストーリーテラー賞」を受賞するなど、大きな話題となっていた作品だ。

The Girl and the Robot
『The Girl and the Robot』
 
このゲームは、邪悪な女王が支配する城から脱出を試みる少女が主人公となる3人称アクションアドベンチャーだ。少女は脱出の中、不思議なロボットと出会う。彼女たち2人の間に生まれた絆は、いくつもの試練によって試されることになる……。といったあらすじの物語だという。

ゲームシステムの特徴としては、「プレイヤーが2つのキャラを使い分けながらゲーム世界を進むユニークな切り替え式ゲームプレイ」、「昔のおとぎ話を思わせる手描き風の美しいアートスタイル」、 「豊富なステージデザインと敵キャラの動きによりユニークな各ステージ」が挙げられている。

The Girl and the Robot
 
The Girl and the Robot
 
The Girl and the Robot
 
The Girl and the Robot
 
これまでα版が公開されていた本作だが、完成版がついに今年の夏頃に発売されるとのことだ。

The Girl and the Robot
『The Girl and the Robot』Steamページ

言語は日本語を含めた全9言語に対応。発売されるプラットフォームはPC版(Steam)のほか、WiiUとPS4でもリリース予定とのこと。

『The Girl and the Robot』は本スタジオの処女作となる。話題となっていたゲームだけに発売を心待ちにしたいところだ。

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。